独占インタビュー トビアス・メアース社長がAMG GT Rについて語る

メルセデスAMG トビアス・メアース社長

トビアス・メアース社長、AMG GT Rを解説

Q ：ところで今日はAMG GTのさらなるバリエーションであるAMG GT Rが発表されました。このクルマのハイライトをいくつか挙げていただけませんか？

TM：まず、このボディカラーです。「グリーン・ヘル・マグノ」と名付けました。グリーン・ヘル（緑の地獄）とは、もちろん伝説のレーシング・ドライバー、ジャッキー・スチュワートがニュルブルクリンクを走って、その過酷さとチャレンジングさから付けたニックネームです。

Q ：それにGT3マシンと同じ縦格子のパナメリカーナ・グリルが逞しさを増していますね。

TM：その通りです。このAMG GT RはAMG GTシリーズの3番目のバリエーションですが、究極のロードカーとしてスポーツ性能をニュルブルクリンクで磨いたことをアピールしています。

Q ：中身もそれだけ充実している？

TM：もちろんです。各部を見直して形状や材料を吟味し、徹底的な軽量化を図った結果、「AMG GT S」よりも15kgダイエットすることに成功しました。エンジンは585hpへパワーアップ、馬力あたり重量比は2.66kg/hpへと向上しています。新たにアクティブ後輪ステアも採用しました。その結果、最高のダイナミック性能を約束しています。

Q ：試乗が出来る日を心待ちにしています。ありがとうございました。

TM：期待は裏切りませんよ！