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ミッドシップ4WD×新開発2.0Lターボ。「GRヤリス M コンセプト」は何モノ? 市販化は? 開発主査を直撃した

ミッドシップ4WD×新開発2.0Lターボ。「GRヤリス M コンセプト」は何モノ? 市販化は? 開発主査を直撃した

「GRヤリス M コンセプト」

キッカケは「1回エンジンを後ろに置いてみたら?」

GRヤリスは、その登場以来モリゾウこと豊田章男会長やレーシングドライバーたちがラリーや耐久レースの現場でカイゼンを繰り返してきたのは前述の通り。しかし開発を進めていく中で、越えられない壁が出てきたという。

「(GRヤリスは)フロントに(重量物である)エンジンがあることで、フロントタイヤにかなりのストレスがかかる。フロントに重さがかかると、止まる・曲がる・走る、全てフロントタイヤに集中してタイヤのマネージメントが難しかった。また雪の上で、ハンドルを切ってもブレーキを踏んでもコンマ何秒か何しても上手くいかない『神に祈るしかない時間』があった。

S耐の現場で、エンジニアもモリゾウさんもプロドライバーもずっと(そのことに)悩んでいたところ『1回エンジンを後ろに置いてみたら?』となって、エンジンを後ろに持っていっちゃって作ったのがこのクルマ(齋藤主査)」

齋藤主査曰く、今までのトヨタの開発は、「〇〇というモデルを作る」というゴールが先にあり、そこに向かって開発が進んでいたそうだが、今回の「Mコンセプト」は「どういうクルマになるからないけれども、いま自分たちがやっていないことをトライしてみよう((齋藤主査))」というのがスタートだったそうだ。

ミッドシップにした結果、ミッドシップのネガも発生したがそこはGR謹製の4WDシステム「GR FOUR」で補うことで、GRヤリスのポテンシャルをさらに高めることができたという。

(次ページに続く)

>>「GRヤリス M コンセプト」を写真で詳しくチェックする

◎あわせて読みたい:
>>次期GRヤリスはボディ剛性が段違い!? S耐鈴鹿で披露された「工期1ヶ月→3日」に短縮する新溶接が凄い

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