フィアット 500C 試乗! チンクエチェントの本命
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:FCAジャパン
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:FCAジャパン
というわけで、後方もしくは斜め後ろから見たときの姿が先代のチンクエチェントを彷彿とさせて、取り分けチャーミングな500Cだが、電動キャンバストップ部分の色はブラック、ベージュ、レッドの3色が用意され、基本的には顧客がボディカラーに合わせて好みのコンビネーションを選べるらしい。ただし、イエローのボディにレッドのトップといった明らかに違和感のある組み合わせは、メーカーとして推奨しないようだが。
さて、僕らの試乗用にリンゴットにあるホテルの前に用意されていたフィアット500Cは5台。500Cには、1.2リッターと1.4リッターのガソリン、それに1.3リッターのターボディーゼルの3種類のエンジンがあるが、用意されていた試乗車はすべてガソリン1.4リッターで、トランスミッションは2ペダルMTの5段デュアロジックだった。
試乗車のボディカラーとトップの色はというと、メタリック系の赤のボディにベージュのトップ、それにグレーのボディにレッドのトップという2種類の組み合わせだった。僕はそのなかからシックなグレーのクルマを選んだが、もしも自分で買うとしたらトップはレッドにしないで、グレーのボディにベージュのトップにするだろうな、いや待てよ、グレーのボディにブラックのトップも意外と渋くていいかも、な~んてついつい考えてしまったりするのが、このクルマの愉しいところではある。
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