【非常識にもほどがある!】アルファの新型「ミラノ」が「ジュニア」に改名でメーカーが怒りの声明を出したワケ
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 73
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 73
そもそもアルファロメオが、一般公募を経て新型車のモデル名を「ミラノ」にしましたと発表したのは2023年の12月。自動車メーカーのような大企業ともなれば、そのずっと前から使用に権利その他に問題などがないかを詰めていたのは当然と思われ、イタリア政府を含む関係当局とも擦り合わせを行っていたと捉えるのが自然です。
こうしたことを踏まえれば、華々しく発表された「ミラノ」に対するイタリア政府のちゃぶ台返しは、アルファロメオにとってきわめて不自然かつ非常識な反応に映ったのではないでしょうか。緊急声明の随所に散りばめられた皮肉たっぷりのコメントも、そうしたアルファロメオの心情をありありと裏付けるようです。(※日本語版|https://www.stellantis.jp/news/20240416_alfaromeo_junior)
この事態を受けて、ジュニアに装着されるモデル名のエンブレムやロゴはもちろん、アクセサリーパーツなども作り直しになる可能性がありそう。周辺ではカタログの作り直しやサイトの修正も発生するでしょう。ちなみにイタリアのアルファロメオのサイトはこの記事を書いている4月17日夕方時点ではモデル名がミラノのままでした。
というわけで厳しい船出となってしまった新生「アルファロメオ ジュニア」ですが、発表当時の記事でも触れたように、ブランド久々の新型モデルを名乗るに相応しい、魅力的なデザインなどが色褪せるわけではありません!
>>【ミニも驚く目立ち度】アルファの小型SUV「ミラノ」世界公開! 500万円級でLBXもライバル
折しもミラノデザインウィーク2024で世界の視線がミラノに注がれる中、今回のイタリア政府の意地悪は、どこをどう取ってもマイナスの影響しか発揮していない気がしますが、観光・文化立国としてそれで大丈夫なのでしょうか。
「負けるなアルファロメオ! 世界のクルマ好きは新生ジュニアを応援する!」という感じで今回のレポートを締めくくりたいと思います!
(終わり)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第9回】株式上場を目論むマルキオンネとの確執
ホントに「世界一美しい」4シーター? 知られざるフィアット125 ヴィニャーレ・サマンサ(1) 博打的な大量購入
フィアット500が19年ぶりフルモデルチェンジ 新型ハイブリッド、2026年導入へ
ランボのヘッドライトがフェアレディZのもの! アストンマーティンのテールランプはファミリア!! さらに地下鉄のランプまで……日本車からの意外すぎる流用パーツ
新型「“2ドア”スポーツカー」初公開! V12エンジン×MT搭載でめちゃ楽しそう! レトロ風デザインに”熱視線“な新生「TWR」英で発表に反響大
ええ、[ジムニー顔]イグニス販売終了!! スズキの歴史凝縮デザイン&乗ればいいクルマだったのに!! 隠れた名車説を追う
6.5Lの[V型12気筒]エンジン搭載!! 5600万円超え830psのフェラーリ[ドーディチ チリンドリ]が日本初登場!
三菱「次期型パジェロ」登場は26年以降か カクカクSUV復活の可能性は? 3ドアもある?
トヨタ[C-HR]はとんでもない能力を秘めてた!! [SUV超え]の走りを見せた秘密は開発場所にあった!
ポルシェ928似のヘッドライト 知られざるフィアット125 ヴィニャーレ・サマンサ(2) シャシー技術の高さへ驚く
【ディーラーに緊急取材!】認証不正問題でヤリスクロスなどが即時出荷停止!ユーザーはどうすればいい?納車待ちはどうなる?
ランボルギーニ ウルス “スーパーカーの常識”を打破したスーパーSUVの轍
BMW 「1シリーズ」が第4世代に進化。スイッチ減らした未来感あふれるコックピットが斬新
12チリンドリ日本初公開。伝統オマージュのレトロデザインにハイテク融合でV12 NAモデルの集大成に
モデル末期のスバル「フォレスター STIスポーツ」 買うなら新型を待つべき?
【408万円から】新型「ミニ クーパー 5ドア」発売 新デザイン&最新装備でまた人気となるか?
【どうした日産!?】ノートオーラがデザイン一新。ギラギラ顔にモノグラム柄シートで大胆イメチェン
コンパクトSUV「ヴェゼル」の改良モデルは乗り心地も走りも「WR-V」と別モノ。納期も改善
【写真でチェック】ミニ「エースマン」発売 絶妙サイズで都会のおしゃれ層に刺さるか?
GT-Rも真っ青のスペック&高コスパ。アイオニック5 Nが日本にもたらすインパクトと皮肉な結果
【FFゴルフ最強】ニュルモード搭載「GTI クラブスポーツ」。価格も、日本に入るのかも気になる!