Z4 マイナーチェンジ版 本国ドイツで試乗！

LED採用で精悍な眼差しを獲得

さて、LCI（ライフ・サイクル・インパルス＝BMWがいうところのマイナーチェンジ）の内容はフェイスリフトが中心となる。エクステリアでは、ヘッドライトを囲むスモール・ライト・リングを電球色から白色光を放つLEDに変更。従来型はスモークがかかっていた上部にLEDアクセント・ライトを追加し、他の最新BMWモデルと同様の精悍な眼差しを獲得した。同時に、フロント・フェンダーの後部にあるターン・インジケータにLEDを採用し、クローム仕上げのサイド・フィニッシャーを組み合わせた。

インテリアでは、ポップアップ式のコントロール・ディスプレイの周囲およびエアコンディショナーのエア・アウトレットのフレームを光沢のあるハイグロス・ブラック仕上げとしクオリティ感を向上させている。

また、新たにデザイン・パッケージとして「デザイン・ピュア・トラクション」が設定された。今回の試乗車もそうだが、専用ボディ色として「ヴァレンシア・オレンジ」を用意（他にも6色が選択可能）され、ブラックのハードトップ・カラーを組み合わせることができる。インテリアでは、レザーとアルカンタラのコンビネーションとなるスポーツ・シートにオレンジのステッチとストライプがあしらわれている。インストルメントパネルやドアトリムにも、オレンジのステッチが入り、立体的なパターンが施されたメタル・ウィーブ・インテリア・トリムを採用しスポーティさを演出している。