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STIチューンの仕上がりは? フォレスターtS試乗

運転が上手くなるクルマ

…という話は、じつはSTIの車両実験部部長である辰己英治さんいうところの「運転が上手くなるクルマ」のチューニングレシピでもあるのだ。

辰巳さん曰く、運転が上手くなった気がするのではなく運転が上手くなるのだと言う。応答遅れが少なくなれば、必要以上にハンドルを切らなくなるので、だれでも思ったとおりにクルマが走る。客観的にクルマの動きとドライバーの操作をみると、思いどおり正確にクルマを走らせているのだから、これ即ち運転が上手いと言えるわけだ。

フォレスターtSのインプレから離れてしまったような気がするかもしれないが、じつは関連している。オフロード系のタイヤで応答遅れがほとんど感じられないのは、辰巳チューンによるセッティング効果なのだ。引き締まっているのにクルマの動きはシャープすぎず適度な切れ味の良さを備えながら、思いどおりにクルマを走らせることができるのだ。

路面の荒れたところでは多少硬めの乗り味と感じるが、高速道路ではクルマの動きに無駄がなくフラットな乗り味は変らない。そして、ここでも感心してしまうのだが、高速動路を走っても素直さ、穏やかさが損なわれないのだ。

今回の試乗会は、三鷹のSTI本社から中央道を使って河口湖往復というルートだった。復路、助手席で退屈そうに(?) していた編集部A子に運転をさせてみたところ、開口一番、「運転しやす~い!」とのことだった。

実際高速道路の山岳区間のライントレースはなかなか見事なもので、自分のイメージしたようにクルマが思いどおりに走ってくれる感覚が持てたのではないかと思う。

走り出す前は、コンプリートカーということで市販車とは異なり多少身構えるところもあったのだと思うが、いざ運転してみれば、パッと乗って、ごく自然に走れてしまう。……そう運転が上手くなるクルマなのだ。しかも、この感覚は男女の別や運転スキルの巧拙を問わず共有できる。

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