【匂わせコンセプトも】次期「RAV4」もオフ系ワイルド路線か。姉妹モデルのハリアーはどうなる?
掲載 更新 carview! 文:編集部 9
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価格については、円安や物価の高騰などマイナスの材料はあっても、期待できそうなプラスの材料は残念ながら見当たらない。米国での現行RAV4の税抜価格はガソリン車で2万8675ドル(約430万円)から、ハイブリッドは3万1725ドル(約476万円)から、PHEVは4万3690ドル(約655万円)からとなっている。
参考まで、現行モデルの日本国内での税込価格はそれぞれ293.8万円、353.8万円、563.3万円なので、消費税が10%載っていることも考えれば超バーゲンプライスなのだ。
この大きな要因は円安だが、トヨタもここまで大きい内外価格差は放置できないだろう。よって、次期型では国内価格が数十万円単位で引き上げられると覚悟した方がいいかもしれない。
ちなみに、上品なルックスを好むユーザーが気になる兄弟車「ハリアー」の先行きはというと、こちらもRAV4と大差ない時期にモデルチェンジする可能性がある。というのも今年度上半期の国内登録台数はハリアーの方がRAV4より80%近く多く、販売店サイドの要望を汲むのであればRAV4を残してハリアーを終売するとは考えにくいからだ。
ハリアーは米国でも「ヴェンザ」というモデル名で販売されているが、こちらはRAV4の販売台数の10%以下と低迷しているため、最近はモデル終了の噂も出回っている。となるとハリアーは日本や都市化するアジア地域に向けた、RAV4の“派生モデル的”な立場を強めることなりそうだ。
以上、RAV-Xから次期RAV4の姿に迫ってみた。将来的にSUVを購入予定の人はその存在を頭の片隅に入れておいて損はなさそうだ。
(終わり)
(写真:トヨタ)
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