KTM クロスボウ&390 DUKE、6輪インプレ!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
サイドスクリーンを跳ね上げ、乗り込む。脱着式ステアリングは気分を盛り上げる演出としてだけでなく、乗降性の向上と、離車時の盗難防止にも役立つアイテムだ。シートはカーボンモノコックにパッドを貼り付けただけの簡易型で、位置調整はできない。ただし可動範囲の大きいペダルとステアリングを動かせば、どんな体型の人でもベストなドライビングポジションをとれる。
イグニッションをオンにすると、メーターパネルに「READY TO RACE」の文字が。果たしてX-BOW "GT"はどんなドライビングフィールをもたらしてくれるのだろうか。
搭載するのは285psを発生するアウディ製2L直4ターボ。アイドリング状態から低音域を強調した迫力あるサウンドが聞こえてくる。エンジンマウントが硬めな分、伝わってくる振動も大きめだが、無論、X-BOW "GT"にとってそういった特性は味にこそなれ弱点にはならない。
手首の返しだけでカチカチと決まるショートストロークのシフトを1速に入れ、リーズナブルな重さのクラッチペダルをリリースすると、847kgという超軽量ボディはスムースに走り出した。最新のエンジンらしく極低回転域からしっかりとトルクが出ていて、クラッチのミート特性も穏やかだから、見た目から受ける印象とはうらはらに、単に動かすだけならプレッシャーはほとんどない。戸惑うとすれば斜め後方の視界がほとんどなく、市街地での車線変更には細心の注意が求められることぐらいだ。
とはいえ、ひとたびアクセルを深く踏み込めば軽自動車並みのボディと285psの組み合わせは怒濤のごとき加速を演じる。急加速をするジェットコースターに乗ったことがある人なら加速のすさまじさに視野が狭くなる現象を経験済みだと思うが、まさにそれと同じことがアクセルのひと踏みで味わえるのだ。
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