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世界初・市販用ランフラットの乗り心地を検証

市販用ランフラットが登場!

ポテンザF001RFTで注目したいのは、市販用のランフラットタイヤとして発売されたことだ。単純に市販車にも装着できるということではなく、ランフラットタイヤはパンクしても気づきにくいため空気圧モニタリングセンサーの装着が必須となるが、ブリヂストンではこの空気圧モニタリングシステム『TMPS B-01』も併せて発売することで、後付けを可能にしているのだ。

そこで気になるのがタイヤの重さからくる市販車とのマッチングや乗り心地だが、大雑把に言ってしまえば、この点を大幅に改良できたことが、市販用ランフラットとして発売を可能にした大きな要因になっている。S001RFTはサイド補強ゴムを薄く柔らかく作ることで、乗り心地を改善している。そのキーポイントとなっているのが、発熱を抑制する新サイド補強ゴムの開発だ。

サイド補強ゴムはタイヤがパンクすると大きな負担がかかり発熱する。従来はそのためにサイド補強ゴムを多く使っていたが、S001RFTはサイド補強ゴムにナノプロ・テック技術を使いカーボンを分散させることで発熱量を抑えたゴムを開発。発熱が少なければ補強ゴムの量を減らし、柔軟にできるので乗り心地が良くなる。合わせて軽量化も実現する。従来品であるポテンザRE050RFTと比べると、サイド補強ゴムをほぼ半減させているという。

さらにサイドウォールにクーリングフィンをつけることで、走行風による冷却性能も付け加えている。ちなみにタイヤ重量は、245/40R18サイズでノーマルタイヤ比+1kg(従来は1.3kg)。縦バネ乗数は106で、従来の縦バネ乗数126から比べると20%低減。参考まで、縦バネ定数106の硬さを具体的に示すと、空気圧にしておよそ0.2kg/cm2アップに相当するという。

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