GRヤリス試乗。詳細未発表のプロトタイプだが、トヨタが開発したWRCマシン級のゴリゴリ性能に驚く
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦 92
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GR ヤリスの生産体制は、トヨタのスポーツモデルの頂点であるGRMNにも準ずるものだ。エンジンやボディなどのチューンは通常の生産ラインでは手に追えず、専用のラインを組む必要があるため、GRMNは期間限定、台数限定だった。一方、GR ヤリスもまた専用の生産ラインを組んでいるというが、こちらは年間2万5000台を生産する。このあたりはGRの生産技術が進化していると考えてもいいのかもしれない。
今回は、ほぼ競技車両に仕立てられた先行開発車両(ヴィッツベースのもの)でラフロード試乗もできた。車高が上がり、足回りは超ロングストローク、専用の駆動制御を採用しているが、いずれはこのような仕様もパッケージ販売をしたいと考えているという。何にせよ、年明けの1月10日に発表される価格などの詳細情報に注目したい。
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