三菱ふそう新型「スーパーグレート」とダイムラートラックの2台に試乗。日本欧州北米の最新トラックってどんな感じ?
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一 24
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次にアクトロスの助手席に乗ります。第一印象は背が高い! とにかく高さがあります。男前感全開なキリッとしたマスクの中央に鎮座するスリーポインテッドスターは人の顔より大きいです(しかもLEDのバックライト付き)。インテリアはスーパーグレートと同じキャブオーバータイプ(エンジンの上にキャビンがある)ですが、高さがある分室内にエンジンが張り出しておらず、床はフラット。こちらもカスケディアのように室内を立って移動することが出来ます。また後方のベッドはカスケディアほどではないですが充分な広さがあり、ベッド下や頭上にいくつも収納が設置されています。
アクトロスも前述の通り、他の2台と同じく直列6気筒&12速ATの同じパワートレーンを使いますが、排気量は10.7Lで最高出力は455ps/1600rpm、最大トルクは2200N・m/1100rpmとなっています。乗り心地はおそらく3台のなかでいちばんバランスがいい感じで、しっとりとしなやか。細かな振動もうまくいなし、さすがメルセデスといった感じです。
さて、アクトロスにも同様に同じ先進安全装備が搭載されていますが、メルセデス・ベンツの乗用車と同じデジタルディスプレイが2つ設置され、さらにはサイドミラーもディスプレイ式となっていてデジタル化が進んでおり、それまでの2台とは違う雰囲気を漂わせています。レーンキープ機能も車線中央だけでなく、車線内の右寄りや左寄りに設定することができます。
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