レースは結果が全て、は違う。ポルシェとトヨタの死闘にはル・マンの神髄があった
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗
誤解がないようにいっておくと、だからモータースポーツに参戦するなんて意味がないと言ってるわけじゃない。むしろ逆で、世界最高峰の場で戦い、勝利を手にしたいという強い想いの発露は、自動車メーカーにとって宝のようなものだと思う。もちろん、それが彼らのクルマ作りに活かされればこんなに嬉しいことはない。が、たとえそうでなくても、モータースポーツという素晴らしいスポーツを盛り上げている主役として僕は敬意を示したいし、感謝もしたい。そして彼らには「勝ち逃げ」も「負け逃げ」もせず、モータースポーツという素晴らしい文化を継続的に背負っていってもらいたい。
かつてカルロス・ゴーン氏にインタビューをしたとき、モータースポーツに対する考え方を聞いた。ゴーン氏の答えは次のようなものだった。「勝てなければやる意味はない」。勝つために全力を出し切れ、という意味であれば正しいが、「勝てなかったら撤退」というニュアンスが強かったため、僕は違和感を覚えた。絶対に勝ちたかったらワンメイクレースをやるしかない。誰かが負けても勝つのは結局同じメーカーのクルマだからだ。
とはいえ、世知辛い世の中である。莫大な資金が必要なモータースポーツは常に抵抗勢力からの撤退要請に晒されているのが現実だ。もし今回のコラムに少しでも賛同していただけたなら、そしてクルマを買うとき、同じぐらい欲しいクルマがあって迷ったら、モータースポーツに積極的に参戦しているメーカーのクルマを選んで欲しいなと思う。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
MAXWIN、ヘルメット取付タイプのGPS搭載ドラレコ「MF-BDVR001G」発売
空冷6気筒の水平対向! RRレイアウト! ポルシェになれなかったGMの「コルヴェア」とは
「パフォーマンスやスピードは昨年と比べ物にならない」トヨタWRC勝田貴元、2024年は自身の成長を実感した1年に
水道代がかからないしエコだからって「井戸水」「雨水」洗車はNG! キレイにならないどころか塗装を傷める可能性もあった
スライドドア採用! ホンダの「2ドア“MR”ハッチバック」がスゴイ! まさかのミッドシップでめちゃ楽しそうな「ステップ“バス”」とは
ホンダ『S660』用HKSインタークーラーキットがリニューアル、ブラックメッシュホース使用で軽量化
NY発ファッションブランドが本気のカスタマイズ!「エメ レオン ドレ」流ポルシェが「鮮烈」デビュー
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
【スクープ】スバル「アウトバック」の次期型はワゴンボディからSUVに激変! 日本再発売もある!?
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」公開! 5人寝られる&「立って歩ける」内装が超スゴイ! ファンルーチェ「セレンゲレティ/ウラルエイジア」お台場で実車展示
トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY」装着車両がメキシコ開催の「スコア・バハ1000」3位入賞で、最上位クラス年間チャンピオン獲得
地上を転がって移動できるドローン!? DICが「CES 2025」で発表へ
【次期ティアナ?】日産が“美形”セダン「N7」発表。中国でBYDとシャオミの上級モデルに殴り込み
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!