トゥインゴに試乗。クイックシフト5が楽しい!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:齋藤 正
新型トゥインゴには、100psを発生する1.2リッター・ターボエンジンを搭載した「GT」も用意される。こちらはきちんとクラッチペダルの生えた5速MTで、標準車と比べると出力、トルクともに30%以上高められている。というとバリバリのホットハッチを想像しがちだが、GTのコンセプトはもう少しマイルド方向。スポーツ性と快適性の高次元での両立という、まさに「GTカー」的性格に仕上げられているのが特徴だ。
実際に乗ってみてなるほどと思ったのは、乗り心地がむしろ標準車よりいいこと。といってもサスペンションがソフトというわけではない。より精度の高いダンパーを組み込んだ結果、低速域から足がスムースに動いているという感触なのだ。
ハンドリングにしても、ことさら高い限界やクイックなハンドリングを狙った形跡はなく、標準車がもっている美点をきちんと受け継いでいる。そこに、比較的低回転域から太いトルクを発生するターボエンジンが組み合わされたGTの走り味はとても大人っぽい。もちろん、積極的にアクセルを踏み込んでいけば体がシートに押しつけられるような加速を味わうこともできるけれど、ハーフスロットルを多用する市街地でも乗りやすいし、高速道路では余裕の動力性能がひとクラス上の快適性をもたらしてくれる。価格は240万円に跳ね上がるが、大型サンルーフやシートリフター、クルーズコントロール、ESPが付くなど、装備の充実度は高い。MTでもOKならGTを選ぶ価値は大いにあると思うし、僕的にはむしろMTであることを歓迎したいぐらいだ。
ダウンサイジングが進むなか、魅力的なコンパクトカーの存在価値がますます高まってきている。そんななか、個性的なルックスに加え長距離ドライブを楽にこなす走行性能をもつトゥインゴは、大きなクルマから乗り換えても満足できるだけの魅力を備えた一台だ。3ドアのみということでファミリーユースにはちょっと難しいだろうが、カップルで乗るなら問題なし。基本2人で楽しむ、お洒落でコンパクトなステーションワゴンと考えてみると、トゥインゴの魅力が理解しやすいのではないだろうか。
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