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スズキ パレットの内装は日常使いしやすくお手頃価格。特徴や相場も紹介【購入ガイド】

スズキ パレットの内装は日常使いしやすくお手頃価格

近年、スズキの軽自動車といえば「スペーシア」が人気ですが、先代モデルである「パレット」に興味をお持ちの方もいるのではないでしょうか。当時、軽ワゴンタイプという新ジャンルの先駆けとなった「ワゴンR」「MRワゴン」に続き、生み出された軽ハイトワゴンです。

この記事では、お手頃価格で入手しやすいパレットの乗り心地などをご紹介します。また、パレットの中古車相場やオーナーレビューも紹介しますので、中古車購入の際の参考にしてください。

スズキ パレットの内装は小さなクルマを大きく使える工夫あり

スズキ パレットは、軽自動車としての使いやすさと経済性を持ちながら、ゆとりある車内空間を持つ車です。既にパレットは生産終了しており、現在は後継モデルである「スペーシア」が人気を集めています。

まずは、車名の由来や変遷、特徴など基本的な情報からチェックしてパレットについて理解を深めましょう。

パレットの車名の由来

パレットの車名の由来は、絵の具が「パレット(調色板)」の上で多彩な色を生み出すように、さまざまなライフスタイルを楽しむことから来ています。「暮らしの色をパレットで生み出し、多彩なライフスタイルを自由に描いてほしい」という思いが込められました。

また、継続の「スペーシア」には「経済性と広さ・使い勝手で、笑顔があふれる家族の空間にしたい」という願いが込められています。

パレットの変遷

パレットが発売されたのは2008年1月です。2009年9月には市販車として世界初採用となるCVTを採用したことでも注目を集めています。同時に、シャープかつ力強い印象を持つ「パレットSW」が発売されました。インテリアはクロームメッキ加飾を随所に施し、精悍な印象のブラック&ダークグレーを基調としています。

2012年6月には、「パレットSW」の人気グレードであった「XS」の2WD車をベースにしたアイドリングストップシステム搭載車がラインナップに加わっています。そして、2013年3月に発売されたのが「パレット」の後継モデルである「スペーシア」です。

居住空間の広さや特徴

パレットは新しいパッケージングを採用し、小さいながらも広さを感じられるよう工夫がされています。広さを感じさせるロングルーフと高さを実現するハイルーフに加え、低床プラットフォームを採用することにより頭上空間が広く感じる設計です。

また、リヤシートにはダイブダウン機構を採用することにより、フラットに近い奥行きのあるラゲッジスペースが実現されています。これにより、一般的な27型の自転車を積み込むこともできるほどの積載力も魅力のひとつです。また、パレットにはボンネット型軽乗用車では初となる後席両側スライドドアが全車に標準装備されました。

パレット・パレットSWの室内寸法は以下のとおりです。

室内長 x 室内幅 x 室内高(mm): 2,025 x 1,280 x 1,365

スズキ パレットの内装は日常使いに最適

車を乗車しているときに、乗り心地が良いと感じるポイントには、室内空間や内装装備が関係していると思う人も多いのではないでしょうか。

パレットは内装装備に力を入れているので、日常使いには最適です。パレットの内装はどのようになっているかチェックしてみましょう。

保冷機能が付いた助手席アッパーボックス

パレットには、助手席に軽自動車初となるエアコンの冷風を利用した「保冷機能付きアッパーボックス」が装備されています。ボックス内にあるダイヤルを回すことで、エアコンの冷風を内部に送り込むことが可能です。また、収納スペースには、500mlサイズのペットボトル2本を冷やせます。

特に夏場の長距離運転時に便利です。コンビニや自動販売機などがない場合には、アッパーボックス内にペットボトルがあれば水分補給に困りません。

助手席下のアンダーボックス

パレットの助手席下には、大きなアンダーボックスが全車標準装備されています。助手席シートアンダーボックスは取り外しができるため、清掃もしやすく快適です。

例えば、折りたたみ傘やお出かけ用の靴、小さめのハンドバッグなども収納できます。また、この状態でもシートバックを前後に倒すことができるため、多彩なシートアレンジが可能です。

ドアロック解錠・施錠もできるキーレスプッシュスタート

パレットはドアロック解錠・施錠、エンジン始動の際に、キーを取り出す必要がないキーレスプッシュスタートを採用しました。Gグレードを除く、全グレードに標準装備です。

リモコンキーを携帯していれば、運転席や助手席、そしてリアゲートに付いたスイッチに触れるだけでドアロック解錠・施錠ができます。キーを出し入れする機会が減るためキー紛失のリスクを抑えられ、買い物などで手がふさがっていても解除・施錠がスムーズにできるでしょう。また、車内にキーがあればカバンの中に入れたままであっても、エンジン始動が可能です。

サイド&カーテンのエアバッグ

パレットには、万が一の際のエアバッグが運転席と助手席に標準装備されています。しかし、サイドエアバッグや後部座席も保護するカーテンエアバッグは、グレードごとに有無が異なるため注意しましょう。

サイドエアバッグはGグレードを除く全グレードに標準装備、カーテンエアバッグはTSグレードに標準装備です。

運転席と助手席以外のエアバック装備の愛車の購入を検討される場合は、グレードの確認をしっかりしてから購入しましょう。

ショッピングバッグ用フック

パレットのグローブボックスの右側には、2kgまで対応可能なショッピングバック用フックが全グレードに標準装備されています。また助手席の裏側にもフックがあり、こちらは3kgまで対応可能です。

ただし、急ブレーキや急ハンドルなどにより走行中に袋の中身が飛び出してしまうこともあるため、散らばりやすい小物は注意しましょう。

スズキ パレットとスペーシアの中古車相場。内装評価もチェック

スズキ パレットとSWは、終了モデルのため中古車でのみ購入が可能です。後継モデルであるスペーシアは新車でも購入が可能ですが、軽自動車の中でも人気車種のため、中古車市場にも多く流通しています。

2023年2月時点の、パレット、パレットSW、スペーシアの中古車を調べてみましょう。あわせて、carview!に寄せられた評価レビューもご紹介します。

パレットは50万円台でも手が届く

パレットの基本スペックは以下のとおりです。グレードは「G」「X」「T」から選択できます。

■パレットの基本スペック
当時の新車価格:120万8,000円~149万8,000円
全長(mm):3,395
全幅(mm):1,475
全高(mm):1,735
JC08モード燃費(km/L):17.2~22.0

中古車相場は、0.1万円~279.9万円(パレット・パレットSW共通)です。carview!の評価レビューには『フロントガラスも大きく視界も良好で運転しやすいです。車内も広く、座席もフラットにできて、荷物もたくさん載せられます。』との声がありました。

燃費が良い継続モデルの「スペーシア」でも100万円台

スペーシアの基本スペックは以下のとおりです。グレードは「G」「X」「T」から選択できます。

■スペーシアの基本スペック
新車価格帯:127万4,000円~161万1,000円
全長(mm):3,395
全幅(mm):1,475
全高(mm):1,735
JC08モード燃費(km/L):25.6~32.0

初代スペーシアの中古車相場価格は、7万6,000円~170万円です。carview!の評価レビューには『運転しやすい視界性に高い居住性。静粛性も高く、死角が見えやすい。高速で高回転走行でもストレスないレベル。』との声がありました。

スズキ パレットの中古車

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みんなのコメント

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  • 2023/3/31 03:24

    違反報告

    リコールが3から4回つずいたため売れ行きが落ちて、メーカーも3年しょうしょうでスペーシアにモデルチェンジしたくるまのようですが、中身はスペーシアそのものです。ですからリコールを全てクリアした車を手に入れることができました。おかげさまで、外観・内装もピカピカ、エンジンの程度も絶好調の車をスペーシア新車の五分の一程度の価格で買うことができました。雨の日に見に行ったためか「あれ、これ新古車?ナビついてるし、エンジン音も静かだし、これが車検付きで込々37万、ホント?傷もないし、ピカピカだからok,これ下さい」と約10分で決着。・・・いらい2年経過、走行2万5千キロ走っても故障ゼロ。現在総走行12万3千キロですが、今でも見た目は新古車です。お買い得感は最高×6=wbc岡本選手といったところです。あと10年、30万キロ走行も見据えていけそうと期待してルンルン気分で本日も絶好調です。

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