日産ジューク、直噴ターボ&4WDモデルを追加
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一、日産自動車
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一、日産自動車
日産ジュークに“本命”ともいえる直噴ターボ搭載モデルが追加された。日産ではジュークをムラーノやデュアリスの単なるコンパクト版とは考えておらず、もっとエキサイティングな“スポーツクロスオーバー”と位置付けているのだ。
ジュークターボを加速させる心臓部には、新開発の1.6リッター直噴ターボ「MR16DDT」を採用。さらに吸気側と排気側に可変バルブタイミング機構を持つツインCVTCを採用し、ターボチャージャーの弱みであった低中速域のレスポンスを飛躍的に向上させている。
2.5リッター並みと謳う190ps/240Nmのパワー&トルクは、従来ラインナップの1.5リッターNAモデルから実に76ps/90Nmアップ。また最大トルクを2000rpmという低回転域から発生するため、その痛快度は比べるべくもないほどに高められている。使用燃料はレギュラー仕様からハイオク仕様に変わる。
組み合わされるCVTも、6速マニュアルモード付きの「エクストロニックCVT-M6」にバージョンアップ。シフトダウン時にエンジン回転数を同期させるシンクロレブコントロールも採用する。パドルシフトの設定が無いのは少々残念か。
エンジン性能の向上に合わせ、当然ながら足回りも強化される。ジューク初の4WD車となる「16GT FOUR」には、リアサスにマルチリンクを奢り、路面追従性をさらに高めた(FF車の「16GT」は従来と同じトーションビームを専用チューン)。リアのディスクブレーキや17インチの軽量アルミホイールは、FF・4WDを問わない共通の強化アイテムだ。
新採用の4WDシステムはエクストレイルのオールモード4×4-iの進化版だが、悪路走破性だけではなく、ハンドリングやコーナリング性能を高めているのが最大の特徴といえる。その秘密は新たに採用したトルクベクトルで、従来の前後トルク配分に加えて、後輪左右のトルクを最適に配分することで、コーナーをよりスムーズかつ正確にトレースしていくという(4WD-V)。このトルク配分の状態は、メーター内にリアルタイム表示できる。また「2WD・4WD-V・4WD」の切り替えは、ステアリング右下の切り替えスイッチで行う。
ジュークターボにも従来ラインナップで好評の3つのドライブモード「ノーマル・スポーツ・エコ」を設定。その状態などは「インテリジェントコントロールディスプレイ」にこれまでと同様に表示されるが、今回「スポーツ」を選んだ場合には新たにターボのブーストが表示される。また選択モードに関わらず、G-FORCE(前後G・横G)を表示できるのも新しい。
そのほか外観上の専用装備としては、リアの「DIG TURBO」エンブレムと、ボディカラーにスチールブルーと呼ばれるターボ専用色が用意される。価格は「16GT」が218万9250円、「16GT FOUR」が245万1750円。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【米国】スズキが「ジムニー」ベースの“自動運転台車”を公開! 斬新すぎる「ぺったんこボディ」採用で積載性バツグン! CES2025で実車お披露目へ
ホンダと日産、経営統合の検討へ基本合意書を締結 持ち株会社設立し上場廃止 2025年6月の最終合意目指す
え、プラス700万もしたの…ベンツ500SECのガルウィング仕様衝撃の今
「ポルシェ・タイカン ターボS」で、英ウェールズのクリスマス巡礼。特別な道を特別なクルマで
まずは次期プレリュード プロトタイプで気持ちよさの片鱗を体感!「Honda S+ Shift」から始まる「Honda e:HEV」の革新は、内燃機関の未来に新たな刺激をプラスする
【MotoGP】「紳士でいるのはやめろ」ドゥカティ幹部、王座争い劣勢バニャイヤにかけた厳しい言葉明らかに
モトマスターの CB1100/EX用「ブレーキディスク」がアクティブから発売!
ホンダ『N-BOX』2WD向け車高調キット、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」が価格を変更
新車106万円! ダイハツの「ハイゼットトラック 本格“四駆”仕様」がスゴい! 5速MTにローギア付き“4WD”×デフロック採用! 悪路に強い「ハイスペックモデル」とは
いつかは名古屋圏の“大環状線”に!? 「名古屋三河道路」ついにルート帯決定 知多半島横断の自動車専用道
【ブラジル】ホンダ「シティハッチバック」改良モデルに反響集まる! 「顔面刷新」でスポーティ感アップ! 全長“4.3m級”ボディの新「コンパクトモデル」登場!
Modulo THANKS DAY 2025が2025年2月24日にもてぎで開催! NAKAJIMA RACINGとのジョイントファン感謝イベント
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
【2025年もシークレットあるかも?】スバルがオートサロン出展概要発表 新色のBRZなど展示
【まるでドラマ】鴻海をけん制し、株価をV字回復させ、日産とホンダの統合を進める経産省の凄腕ぶり
【究極系ノートオーラ】デザインも中身も本気な「オーテック・スポーツスペック」登場。NISMOとの違いは?
【色褪せない美しさ】レクサス「LC」改良。剛性アップで走りが深化、内装もゴージャスに…1405万円から
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!