ランボルギーニ、ペルフォルマンテのエンジンを積むウラカンEVOを日本初披露
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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ランボルギーニは3月8日、2014年にデビューした第一世代ウラカンの進化版となるウラカンEVOを日本初披露しました。価格は3223万736円(税込)。
最大の特徴は、ウラカンのラインナップ頂点に立つペルフォルマンテと同じ最高出力640ps(LP610-4比+30ps)、最大トルク600Nm(同+40Nm)の5.2L 自然吸気V10エンジンを搭載したこと。これにより、0-100km/h加速はペルフォルマンテに並ぶ2.9秒、0-200km/h加速は0.1秒劣るものの9.0秒のパフォーマンスを獲得しました。
また新たな車両コントロール技術として、後輪操舵とトルクベクタリングシステムを統合制御するランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ(LDVI)を採用。ドライバー操作やドライブモード、外部環境などの車両状態を読み取って反応するだけなく、フィードフォワード制御によってドライバーの意図や車両の挙動を事前に予測して最適化することが可能だそうです。
空力性能の向上も考慮しつつエクステリアもリファインされ、フロントのエアインテークやサイドエアインテーク、リアスポイラー、リアエンド中央に移されたエグゾーストパイプ、ホイールなどを一新。アンダーボディ形状も見直され、ダウンフォースは第一世代ウラカンの7倍の数値を実現しています。インテリアでは、従来のボタン類をセンターコンソールに置かれたタッチスクリーン式の8.4インチモニターに集約。カーナビやシート、エアコンの温度調節、LDVI、エンタメ機能、ドライブモードに合わせた室内灯の設定などを可能にしました。
Evolution(進化)を車名に冠したとおり動力性能とともに先進感も増したウラカンEVO。サーキット志向のペルフォルマンテ(3419万1376円)に迫る価格とはなりましたが、公道走行での快適性も重視したという新型の追加で、販売好調のウラカンシリーズにまた勢いがつきそうです。
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