【真の敵は身内】「カローラクロス」のライバルは「ヤリスクロス」!? 二強コンパクトSUVはどっちがオススメ?
掲載 carview! 文:koensha 16
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まず、直近2025年6月の新車販売データによると、ヤリスクロスは6120台を販売し、カローラクロスの5170台を上回っている。
ちなみにSUVカテゴリーの販売台数ランキング(登録車)では、この2台が2位と3位につけている(1位はトヨタ「ライズ」)。この両モデルの特徴と、ユーザーが何を重視しているかを冷静に分析すれば、選ばれる理由は明確に浮かび上がってくる。
まず、価格帯。ヤリスクロスは204万6000円から始まるコンパクトSUVで、とくにエントリー層や若年層、単身世帯に強く支持されている。全長4180mmとボディが小さく、最小回転半径は5.3mと小回りも効くため、都市部の狭い駐車場事情にも適している。加えて、ハイブリッドモデルであれば最高で30.8km/L(WLTCモード、XグレードのFWD)という圧倒的な燃費性能も魅力だ。
一方、カローラクロスは276万円からスタートし、上級モデルは380万円を超える。ヤリスクロスと比較すると70万円以上の価格差があるうえに、ハイブリッド車の燃費はWLTCモードで26.4km/Lと、経済性ではヤリスクロスに一歩及ばない。ただし、その差は単なる「劣勢」ではなく、性能・装備面での“厚み”と引き換えの結果でもある。
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