グッと精悍! 新型スペーシアカスタムが登場
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
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専用デザインで存在感を高めた“もうひとつのスペーシア”、「スペーシア カスタム」が6月12日に発売された。フェミニンで親しみやすい「スペーシア」に対し、「スペーシア カスタム」には精悍さや力強さを前面に押しだしたデザインが与えられた。また、カスタム専用装備として、解錠時にLEDポジションランプとLEDイルミネーションが15秒間点滅するアンサーバック機能なども追加されている。
スペーシアからガラッと印象を変え、精悍で男らしい雰囲気を醸し出している「スペーシア カスタム」。専用装備は前後エアロバンパーやLEDイルミネーションを内蔵した“スケルトン”フロントグリル、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーなど、全方位かつ多岐にわたる。アルミホイールも新デザインで、NA車は14インチ、ターボ車は15インチを装着。スペーシアのテレビCMに登場する、堀北真希さんの可憐なイメージはもはや皆無だ。ボディカラーはカスタム専用色の「スチールシルバーメタリック(写真)」や「クールカーキパールメタリック」を含む全7色が設定される。
インテリアではブラックを基調に、3連スピードメーターやエアコンルーバーなどにシルバー加飾を施して上質感を演出。専用シートは中央部の表皮に光沢の異なる糸が縫いこまれている。また「XS」と「TS」は、本革巻きステアリングホイールが標準となる。スマホ連携ナビ(7万3500円)や後席右側ワンアクション電動スライドドア(4万5150円)はオプションで選ぶことができる。
スペーシアと同じく、「エネチャージ」や「新アイドリングストップシステム」といったワゴンR譲りの技術がフル投入されているため、燃費はクラストップレベルだ(NA・FF車=27.8km/L、ターボ・FF車=26.0km/L)。とくにカスタム系で人気のターボ車は、スペーシアのターボ車とまったく同じ数値をマークしている。もちろん全グレードがエコカー減税の免税対象車だ。
価格はNA車の「GS」が141万2250円(2WD)~152万9850円(4WD)、GSに後席左側パワースライドドアやチルトステアリングなどを追加した「XS」が150万1500円(2WD)~161万9100円(4WD)、ターボ車の「TS」が162万7500円(2WD)~174万5100円(4WD)。TSには後席両側パワースライドドアが標準で備わる。
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