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アルファロメオ・ジュリアを日本発売。SUVのステルヴィオも日本初披露

FCAジャパンは9月6日、FRスポーツセダンの「アルファロメオ・ジュリア」を10月14日から発売すると発表した。1962年に誕生した初代ジュリアの名を受け継ぐ新型は、2015年にブランド創業の地であるイタリア・ミラノで発表。それから約2年を経て日本上陸を果たした。このフラッグシップセダンの導入を機に、FCAジャパンは全国のディーラー網を再構築し、2018年中にもアルファロメオ専売店を60店舗まで拡大する予定だ。

新設計のFRアーキテクチャーを採用

Dセグメントに位置づけられるジュリアのボディサイズは全長4645×全幅1865×全高1435mm、ホイールベースは2820mm。新設計のFRアーキテクチャーを採用し、アルミやカーボンといった素材を各所に多用することで軽量化を実施。同時に前後50:50の理想的な重量配分を実現した。また、整流効果を高めるボディ底面のフラッシュサーフェイス化や、ブレーキフィールの向上と軽量化を両立する統合型ブレーキシステム、アルミ製サスペンションを全車に装備している。

エンジンは3種類を設定

エンジンは3種類が用意され、ベーシックグレードのジュリア(受注生産)とジュリア スーパーには、2リッター直列4気筒直噴ターボ(最高出力200ps、最大トルク330Nm)を搭載。シリーズ唯一の4WDとなるジュリア ヴェローチェには、同じ直4ターボエンジンの高出力版(同280ps、同400Nm)が載せられる。そして、最上位モデルとなるジュリア クアドリフォリオには、フェラーリ出身のエンジニアチームが仕上げた2.9リッターV型6気筒直噴ツインターボ(同510ps、同600Nm)が搭載され、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は307km/hに達するという。トランスミッションは全車に8速ATが組み合わされる。

運転支援機能としては、歩行者検知機能付きの前面衝突警報、自動緊急ブレーキなどを全車に装備。ジュリア スーパー以上のグレードには、アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニターも追加で標準装備される。

グレード別価格

・ジュリア(受注生産):446万円
・ジュリア スーパー:543万円
・ジュリア ヴェローチェ:597万円
・ジュリア クアドリフォリオ:1132万円

ブランド初のSUV「ステルヴィオ」も初披露

ブランド初のSUVモデルであるステルヴィオも日本初披露された。展示されたのはボディサイズが全長4687×全幅1903×全高1671mm(欧州仕様参考値)で、最高出力280ps、最大トルク400Nmを発揮する 2リッターターボ搭載グレード。2018年中の発売が予定されている。

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