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ケイマン&ボクスター、GTSの走りを報告

よりスパルタンでエモーショナルに

エクステリアとインテリアでも、GTSには独自の演出が見られる。特にそのフェイスは、フロントエンドを30mm延長したほか、ビッグサイズのエアインテーク、PDLS=ポルシェ・ダイナミック・ライト・システムの組み合わせによって、より精悍でスポーティなイメージが生み出された。車高はS比で10mmのローダウン。先に触れた20インチ径ホイールも、サイドビューを引き締めると同時に、フットワークの強靭さをアピールするには、非常に効果的なアイテムと感じられた。

まずはクーペのケイマンGTSから、そのステアリングを握る。今回スペインのマヨルカ島で開催されたテストドライブ・プログラムでは、テクニカルなコースレイアウトを持つマヨルカ・サーキットのほか、高速道路やワインディングロードなどでの走りも楽しむことができたが、ケイマンGTSが最も魅力的な動きを見せたのは、やはりミッドシップ・スポーツとしての魅力をフルに味わえる、サーキットというシチュエーションだった。

ポルシェがGTSに与えた15psのエクストラは、正直なところ、Sとの差としてそれを明確に感じることはできなかった。自分自身の感覚が鈍いのかと一瞬不安になるが、ゲストとしてこの試乗会に参加していた、レース&ラリードライバーのバルター・ロール氏も、「パワー差によるアドバンテージは、サーキットでのラップタイムや最高速といった客観的なデータで確認するほかはない」とコメントしてくれたから、まずは一安心といったところ。むしろこちらも標準装備となるスポーツエグゾーストシステムなどの効果によって、エンジンに、よりスパルタンでエモーショナル感覚が生まれたことの方を重視すべきだ。

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