生ける伝説と「ボルト ゴールド GT-R」が降臨!
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
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“生ける伝説”、北京&ロンドンオリンピック金メダリストのウサイン・ボルト選手が、日産グローバル本社ギャラリーに降臨。会場に詰めかけたギャラリーから大きな歓声が上がった。ボルト選手は「ダイレクター・オブ・エキサイトメント」として日産のブランドアンバサダーに就任し、日産の“ワクワク”や興奮を今後のイベントやクルマ作りの過程でサポートしていく。
まばゆいばかりの輝きを放つゴールドのGT-R。これはもちろん金メダリストのボルト選手をイメージしたもので、「ボルト ゴールド GT-R」と名付けられた世界に一台のスペシャルバージョンだ。ボンネットにはボルト選手がその場でサインを入れ、インテリアも純金の装飾が施されている。この特別なGT-RはeBayのチャリティオークションに出品される予定で、その売り上げは祖国ジャマイカの子供たちを援助するウサイン・ボルト基金へと寄付される。
イベント冒頭の挨拶に立った日産の志賀COOは、「ボルト選手は2009年以来のGT-Rオーナー。ロンドンオリンピック期間中もGT-Rで移動していた。二大会連続の金メダル獲得にGT-Rが役に立てたとすれば大変うれしい」と満面の笑みで語った。また、こじつけですが…と断りながら、国際的イベントの入場行進では必ず「JAMAICA(ジャマイカ)」の次に「JAPAN」が登場するエピソードを語り、日産とボルト選手との“強い縁”をアピールしていた。
ボルト選手は今回の来日で、F1ドライバーのマーク・ウェーバー選手が操るGT-Rで送迎され、日産のテストコース「グランドライブ」ではハイスピードでのバンク走行も経験(関連記事)。まさに“GT-R尽くし”の移動を満喫しているようだ。
ボルト選手がプロデュースし、そのマインドが色濃く注入される限定バージョンのGT-Rが開発されることも判明。もちろん一般ユーザー向けで、GT-Rが販売されている世界さまざまな市場に投入される。ボルト選手はご存じの通り、100mの世界記録、人類初の9秒5台となる「9秒58」を保持している。人類史上最速の男がプロデュースするGT-Rは、果たしてどんな“ワクワク”を届けてくれるのか。後日発表されるという続報を期待して待ちたい。
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