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2012年マーケット概況 ハイブリッドと軽が牽引

各ブランドの「ココも気になる!」その1

●トヨタ/レクサス
ハイブリッド攻勢で世界No.1奪還を果たす

 1997年に世界初の量産ハイブリッド(HV)としてプリウスを投入して以来、トヨタのHVは昨年2010月末に国内累計販売200万台を突破。世界市場でも同時期までに260万台弱を売上げ、しっかりHVを基幹モデルに成長させたのがトヨタの強み。貨物車やバスを含めた年間の新車販売台数で、前年比42.3%増の164万6409台を記録したのを含め、ダイハツ、日野を加えたトヨタグループ全体の世界販売で970万台(見込み値)となり、2年ぶりに世界No.1の座を確実なものとした。

 年間ランキングで初のHV1-2となったプリウス、アクアはもちろん、昨年12月のモデルチェンジでHVに注力したクラウンも、発売後1週間足らずで1万2000台まで受注を伸ばしている。今年は1月のデトロイトモーターショーで発表された新型レクサスISにもHVを設定。さらに今秋にはカローラにもHVを追加する見込みと、HV路線強化に余念がない。

●日産
三菱との合弁会社による新型軽に注目

 昨年は3/5ナンバーの乗用車(登録車)市場で43万7052台(タイ生産のマーチ、ラティオ含む)、前年比11.4%増と2年連続でホンダを上回ったものの、軽を含めた乗用車全体では56万798台、同9.0%増にとどまり、貨物車やバスを含めた年間の新車販売台数ではダイハツ、スズキにも後塵を拝する結果となった日産。

 量産EV(電気自動車)の先駆者といえるリーフが狙い通りの売れ行きとならず、HV&軽人気に乗り遅れてしまったようだ。ただ昨年12月には2016年までにHVを15モデル投入することを公表。さらに今夏には三菱との合弁会社による新型軽が発売される見通しで、日産の巻き返しに要注目だ。

●ホンダ
軽強化策が当たり、国内No.2の座に復帰

 一昨年に投入したN BOXを皮切りに、軽のラインナップ拡充に乗り出したホンダだが、それが見事に当たり、新しいNシリーズ(N BOX、N BOX+、N-ONE)が年間で22万9157台と大ヒット。登録車市場では3ナンバーミニバンの不調に加え、フィットがモデル末期で勢いを失ったことで42万3701台、前年比12.3%増と日産に及ばなかったものの、軽を含めた乗用車全体では71万2349台、同49.7%増で国内No.2の座を奪還した。

 今年は夏頃にはフィットがモデルチェンジ予定で、ハイブリッドを含め、エンジンが新世代型に切り替わるはず。使い勝手のほか、低燃費でも人気のフィットだけに期待大だ。

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