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新型ゴルフ海外試乗記 次世代シャシーの威力

クラスを超えた乗り心地

ドライバーズシートに座ってまず気がついたのはアウディ並みの質感の高さだ。インテリア全体のデザインよりも、細部の仕上げの良さにクラスを超えた質感を感じることができた。

走り出しの第一印象はスポーティになっているということだが、よく観察すると音や振動が非常に少ない。完全に上級モデルのパサートを超えているではないか! ほぼ同じ重量の日本車は音や振動に我慢を強いられるのに、ゴルフは超軽量ボディにも関わらず、ボディ剛性感や重量感、高級感が損なわれていない。

ルンルン気分でサルディニアのカントリー路を走る。1250-4000rpmの低負荷域では2気筒に気筒休止するが、メーターパネルのインジケーターを見ないと気がつかないほど自然に切り変わる。

欧州仕様ではベースモデルのトレンドラインはノーマルダンパーと15インチスチールホイールを、コンフォートラインは16インチアルミホイールを標準装着する。

一方、我々が試乗したモデルは17インチのスポーツラジアルを履いていた。しかもダンパーはオプションのDCC(可変ダンピング)を持っている。ステアリングフィールは電動式と気がつかないほど自然だし、ボディが軽量化されているのでハンドリングはとても軽快だ。ゴルフVIよりもスポーティになったのはDCCのおかげなのだろうか?

職人風のシャシーエンジニアとディナーで隣り合わせたが、「ノーマルサスペンションと16インチタイヤがお奨め」と断言している。翌日にその仕様のゴルフを探したが、残念ながら用意されていなかった。彼の言葉を信じるなら“素のゴルフ”がベストゴルフに違いない。

新型ゴルフのスローガンはドイツ語で「Der Golf. Das Auto」で、「ゴルフは自動車です」という意味だ。VWはきっと「自動車とは何か」と自戒の念を込めているのではないだろうか? 時代によってニーズは様々に変化するが、クルマの本質を追求する姿勢に変わりはない。「世界中から愛されるクルマになること」それがゴルフなのだ。

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