【年内発表も】レクサスが新型「ES」の“EVらしき”グレード名を商標登録。どんなクルマか考えた
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 37
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前出の業界関係者は、さまざまな可能性を考慮したうえでもっとも可能性が高いのは「命名規則の変更」であると話します。
「これまで、レクサスではPHEVモデルについては『RX450h+』というような名称を使用してきました。言うなれば『強化版ハイブリッド車』という考え方です。
一方、昨今の世界的なトレンドを見ると、PHEVを『エンジン付きBEV』と考え、BEVに近しい名称を与えるケースが散見されます。
このように考えると、『ES300e』や『ES500e』は、BEVに近いフィーリングや機能を備えてはいるものの、構造上はあくまでエンジン主体のPHEVとなると考えるのがもっとも妥当かもしれません。
PHEVであれば、既存の『GA-K』プラットフォームを使用することができるため、信頼性の担保と開発期間の短縮を両立することが可能です。
ただ、レクサスは2035年に新車販売の100%をBEVする方針を掲げているなかで、現状ではライバルに対して出遅れている感が否めません。
2026年に登場するとされる新プラットフォームを採用した新型BEVが『本命』であることは確実ですが、それと並行して既存のモデルのPHEV化および命名規則の変更をおこなうことで、BEVに強いブランドとしてのイメージを固めていく方針なのではないかと思います」
果たして真実はどうなのか? 現時点では謎に包まれている「ES300e」と「ES500e」、2024年11月に開催されるロサンゼルスモーターショーでその詳細が明らかになるかもしれません。
(終わり)
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