新型エスティマ/エスティマハイブリッド試乗、鮮明になった魅力と弱点
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
次にガソリン車の「アエラス・プレミアム-G」に乗った。モーターアシストがない分、エンジンの回転が上がりやすく、例のあまり嬉しくないエンジン音が聞こえてくるケースは多くなる。とはいえ価格面でのアドバンテージを考えれば、ハイブリッドではなくこちらを選ぶのもアリだなと思った。
ところが、荒れた路面にさしかかった途端、頭の中に「?」がずらりと並んだ。ハイブリッドと比べて乗り心地があまりに悪すぎるのだ。とくに段差ではガツンという角の立った突き上げとともに、ボディがブルブルと震え、ひどいときは内装パーツから軋みすら出ていた。これはもう明らかにひと世代前の乗り味である。
この違いはどこから来るのか? オプションリストを見るとハイブリッドのアエラス・スマートにはフロントパフォーマンスダンパー(32,400円)が付いていた。ボディの剛性と減衰を引き上げる効果のあるこのパーツが上質な乗り心地を実現しているのかと最初は考えた。
しかしさらに調べてみるとアエラス・プレミアム-Gには標準でフロントパフォーマンスダンパーが付いている。ハイブリッドの重量が乗り心地にプラスに作用している可能性もあるが、重量は尖ったショックの抑え込みにはあまり効かない。むしろ悪化するケースさえ少なくない。
となると残る理由はひとつ。タイヤサイズだ。エスティマ・ハイブリッドが全車17インチを履いているのに対し、エスティマは全車18インチ。この違いがちょっとビックリするぐらいの乗り味の差を生みだしている原因だ。
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