マツダ3 セダンに試乗。内外装の質感と乗って気になった点
2019/09/03 07:15 carview! 写真:篠原 晃一、編集部
2019/09/03 07:15 carview! 写真:篠原 晃一、編集部
2019年5月24日に発売された「マツダ3」。今回、セダンのガソリンモデル3グレードのうち、パーフォレーション(室内の静粛性が向上する穴明け加工)レザーを装備した上位グレードの「20S L パッケージ」に試乗しました。
ボディーカラーがグレー系でさらにセダンということもあってなのか、パっと見ではおとなしそうな印象を持ちましたが、じっくり眺めてみるとキャラクターラインの少ないマツダの魂動デザインと、リアルな金属感を追求したという「マシーングレープレミアムメタリック」が相まって、塊感のある落ち着いた雰囲気を感じました。
高めに取られたウエストラインの外観から、室内の広さはあまり期待できないかも? と思いきや、乗り込むと前後席ともにヘッドスペースは十分にあり、さらには明るく広い視界が確保されていました。またドアミラーとAピラーの間にあるスペースにより、横断歩道を通過する際の歩行者確認や交差点の右左折時の視認性の高さを感じました。ただし斜め後方の視界は、Cピラー下部が太いためやや難ありです。
レザーのシートはソフトな感触で、腕や足などがクルマに触れる部分や目につく多くの内装パーツにはソフトパッドが使用されています。センターコンソールやドアのスイッチ類、ウインカー、ワイパーレバーは色味とクリック感が統一され、落ち着いたモノトーン基調にまとめられています。メーターは左右にアナログのタコメーターと水温計、燃料計が設置され、中央のベゼルとその両脇のみが液晶のマルチインフォメーションディスプレイとなっていますが、アナログとデジタルメーターで立体感が異なるので、慣れるまで多少の違和感を感じるかもしれません。
走行中の車内はエンジン回転を上げさえしなければ、風切り音やロードノイズが抑えられた静かな移動空間が保たれていました。試乗車にはメーカーセットオプションの「Boseサウンドシステム」が装備されていましたが、センタースピーカーやツイーターからの伸びのある中高音と、トランク下のサブウーファーからの迫力ある低音を楽しむことができます。
次のページ>>自然なハンドリングだがフラット感が欲しい
「いちいちボタン押したくない」CX-30/MX-30/マツダ3用アイドリングストップキャンセラー発売
「R31スカイラインの在庫台数は400台以上!?」マナピーのR31ハウス潜入取材(後編)【V-OPT】
【MotoGP第3戦ポルトガルGP】世界戦に挑む中上選手 右鎖骨の痛み抱えながらも今季初のポイント獲得
ランボルギーニ ウラカン STO、カーレースとサッカーを組み合わせたゲーム「ロケットリーグ」に登場!
トヨタ「水素エンジン」をカローラに搭載! レースで鍛え水素社会の実現を目指す
クラウンが3列SUV化! トヨタ新型「クラウンクルーガー」登場! 中国で公開されたSUVの正体は?
BEWITH、プジョー/シトロエン向けリアスピーカー納入開始…リフター/ベルランゴに効果大
ボルボカーズ、電動車の使用済み電池の再利用を開始…太陽光発電の貯蔵システムなどに
1400馬力超えの「紅旗S9」爆誕! 価格は億超えもある? 最高時速400キロ以上のハイパーカーとは
メルセデスのボッタスが2022年用18インチF1タイヤのテスト。イモラで106周を走行
自工会 豊田会長「カーボンニュートラルでは自動車産業をペースメーカーに」
フィアット500限定モデル、タイカンのオフロードも! 春のニューモデル&改良車情報
SクラスのEV版「メルセデス・ベンツ EQS」に乗った! その高級感はテスラなどのライバルを圧倒している
新型ホンダ「ヴェゼル」発売 見た目のイメチェンだけでなく中身も大幅変更
日産 デイズ 買うべきグレードはハイウェイスターのノンターボ。ライバルN-WGNとの優劣は?
スズキ ソリオ Gグレード以外がおすすめ。シートアレンジならトヨタ ルーミーだが、走りの質感は圧勝
約1億3000万円の「日産 GT-R 50 by イタルデザイン」の量産試作車に乗った。スーパースポーツの仲間入りは果たせたか?
新型GR 86とBRZ日本仕様が初公開される。2.4Lエンジンにインナーフレームボディ、アイサイトなど話題が満載
日本発表直前の「e-tron GT」に一足先に試乗した。アウディの考える電気自動車スポーツカーの出来栄えとは?
市販車による世界初の“レベル3自動運転”を実現したホンダ レジェンドで首都高を走るとどうなる?
ダイハツ「ムーヴ」 特別仕様車のリミテッドIIが好バランスだがそろそろ新型の噂も