情報解禁！ 日産、新提案の軽EVや改良版リーフなどを東京MSで公開

次世代への新提案、軽自動車EV「テアトロ for デイズ」 写真は軽自動車EVのコンセプト「テアトロ for デイズ」

最新版「ニッサン コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」

2014年6月に行われた英国のモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」で初公開した、バーチャルスポーツカーのフルサイズモデルを公開。

同車は「グランツーリスモ」誕生15周年を記念したプロジェクトの一環として、ロンドンの日産デザインヨーロッパ社の若手デザイナーたちが夢のスポーツカーをデザインしたもの。日産テクニカルセンターのエンジニアによる技術的なフィードバックを織り込みながら、将来のスポーツカーの方向性にヒントを与えるモデルとしている。

ラフスケッチから完成まですべての工程に最新のデジタルデザインツールを駆使し、さらに空気力学の技術チームによって、空力性能に裏打ちされたエモーショナルなボディラインを実現。強力なダウンフォースを生み出す可変リアスポイラーの採用など、パフォーマンスをできる限り現実に近づけたという。

パワートレーンは、V6ツインターボに3つのモーターを追加したハイブリッドシステムを想定。前後に配された高出力モーターが強烈な加速を生み出し、また左右独立のフロントモーターによるトルクベクタリングと、空力性能を最大限に発揮するアクティブサスペンションにより、高速域でもスムーズなコーナリングを可能にした。

今回展示されるモデルは、新たなボディカラー「Fire Knight」を身にまとい、日産のデザイン・シグネチャーの一つであるVモーショングリルをさらに際立たせたデザインにリファインされている。