東京モーターショーで考えた。コンセプトカーでわかるメーカーの実力
掲載 更新 carview! 文:金子 浩久
掲載 更新 carview! 文:金子 浩久
今回のモーターショーへの出展の中にも、西館のマツダ、東館のレクサスやヤマハなど、開発者の魂の叫びが聞こえてくるような素晴らしいコンセプトカーがあった反面、それとは対照的なルーティーンで造られたとしか思えない、何のメッセージも聞こえてこないコンセプトカーが少なくなかった。
具体的な車名は挙げないけれども、どう見ても実現の可能性もヤル気も伺えないもの、コンセプトを謳う割には内容とデザインが古過ぎて今それを製品として売ってなきゃダメなもの、奇抜であればいいと錯覚しているもの等々。
コンセプトカーの出展だけでなく、市販車の展示に関しても、メーカーがモーターショーをどう活用し、来場者に何を伝えたいのか。そこがハッキリと定まっていないから、底の浅い展示になるのだ。
マツダとレクサスとヤマハのブースでは他よりも圧倒的に長い時間を過ごした。会場を回るのが早く済んでしまったのは海外メーカーの少なさが理由なのではなかった。じっくりと向き合いたくなるような出展が少なかったのだ。内容に実があったとしても展示方法が上手くなかったり、その反対に展示は派手だけれども内容が薄かったり。それこそ、コミュニケーションだ。モーターショーは、どんなに繕うおうとしても自動車メーカーの素の姿を表してしまうから残酷だ。
関連記事:東京モーターショー2015特集
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
【SCOOP!!】ヤマハWRが200ccの水冷DOHCで復活?! 本格オフのWR200Rとモタード版WR200Xを大胆予測!!
トヨタ新型「エスティマ」!? 斬新「タマゴ型」×スポーティデザインが超カッコイイ! 「超静音モデル」化予想のCGが公開
カワサキ「Ninja 650」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
メインスペースは大きなボックスシート! フルフラットへの切り替えも簡単なトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
国産車にない[大胆デザイン]で登場!! ヒョンデの実力がスゴイぞ! これからのクルマに必要な事って?
GRヤリスがついに240万円に!? [本当の]GRヤリス購入に注意したいコト
プライベーターのポルシェが首位躍進。トヨタ2台はペナルティで相次ぎ後退【WEC第3戦スパ/前半レポート】
【途中経過】2024年WEC第3戦スパ・フランコルシャン 決勝3時間後
[新常識]走行距離の短すぎはキケン!? マジでオススメの意外すぎる[良品車]って?
マルティンが独走でポール・トゥ・ウイン。バニャイアはスプリントで2連続リタイア/第5戦フランスGP
後席ドアを開けたら後ろから来た自転車とドカン! 「後席にもミラーがあれば」と思ったらAmazonで売ってた!
ボルボEX30 詳細データテスト 高い動力とほどほどの操縦性 物足りない乗り心地 厄介な監視機能
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?