■セダンが少なくなる中で…新たに登場するのは?
近年、SUVやミニバンなどに押されて販売台数の伸び悩んでいるセダンですが、まだまだ日本で販売している車種はあります。
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かつてクルマのボディタイプと言えばセダンが基本とされてきました。
セダンをベースとしてバンやワゴン、クーペといった派生モデルが誕生し、バリエーションを増やしていました。
しかし時代の変化に合わせて多人数需要の高まりと共にミニバンが人気となり、アウトドア需要などの高まりや余裕のある居住性からSUVが人気となって久しいです。
そんな中で2023年7月現在、国産メーカーにはどのようなセダンが残っているのでしょうか。
まず最も残っているのはトヨタの6車種で、ボディサイズでは「カローラアクシオ」の全長4400mm×全幅1695mm×全高1460mm-1485mmから「センチュリー」の全長5335mm×全幅1930mm×全高1505mmまで多岐にわたります。
パワートレイン別では、ガソリン車、ハイブリッド車の他に燃料電池車もラインナップ。
また2023年秋には「クラウンセダン」も発売され、ハイブリッド車と燃料電池車を設定。トヨタをもってして「正統派セダン」と説明するなど、その登場が期待されます。
一方でカムリは日本市場において2023年12月でその歴史に幕を下ろすことがアナウンスされています。
次にセダンが多いのはレクサスの3車種です。
ボディサイズでは「IS」全長4710mm-4760mm×全幅1840mm×全高1435mm-1440mmから「LS」全長5235mm×全幅1900mm×全高1450mm-1460mm。
パワートレイン別では、ガソリン車とハイブリッド車を設定しています。
なお2020年までは「GS」もセダンのラインナップに加わっていました。
トヨタ・レクサスの次に多いのはマツダの2車種です。
ボディサイズは「MAZDA3セダン」の全長4660mm×全幅1795mm×全高1445mmと「MAZDA6セダン」の全長4865mm×全幅1840mm×全高1450mmです。
パワートレイン別では、ガソリン車、ディーゼル車を設定しています。
なお日本では未発売の「MAZDA2セダン」はその運転のしやすさから、教習車として販売されており、採用している教習所もあります。
■セダンを複数ラインナップはここまで? 次に登場する国産セダンは?
日産のセダンは「スカイライン」の1車種のみで、ボディサイズは全長4810mm×全幅1820mm×全高1440mmになります。
パワートレインは、現在ガソリン車のみで以前まではハイブリッド車も設定されていました。
なお2022年までは「フーガ」や「シーマ」などの高級セダンもラインナップしていましたが、現在では販売していません。
次に「WRX S4」の1車種をラインナップするのがスバルで、ボディサイズは全長4670mm×全幅1825mm×全高1465mmとなっています。
ボンネットのダクトが目を惹くWRX S4は、スバルのアイデンティティと言える水平対向ガソリンエンジンを搭載しており、見た目も走りもスバルらしさを全面的に押し出しています。
なお2022年までは「インプレッサG4」もラインナップされていました。
ダイハツのセダンも「アルティス」の1車種のみで、ボディサイズは全長4885mm×全幅1840mm×全高1445~1455mmとなり、パワートレインはハイブリッド車のみです。
しかしながら、アルティスはカムリのOEM車となっている関係で2023年12月で生産終了となり、今後ダイハツからセダンのラインナップが無くなると考えられます。
その他、光岡も「リューギEX」のみの1車種で、以前までは「ビュート」がラインナップされていました。
※ ※ ※
ホンダではここ数年の間で「グレイス」、「クラリティ」、「レジェンド」、「インサイト」と立て続けに生産終了しており、11代目となる新型「アコード」が今後日本市場でも投入される予定です。
なお三菱、スズキは2023年7月現在ではセダンを販売しておらず、今後の動向が注目されます。
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みんなのコメント
オレが復活の狼煙を上げてやる!
特にクラウンなんか4タイプも出してんのに何でセダンもハッチバックみたいなデザインなんかが意味不明。