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3から4へと進化! ディスカバリー4に試乗

変わらぬ哲学と確かな進化

オン/オフ問わない走りの進化。これがディスカバリー4のハイライトであることは間違いない。だが、それは簡単ではなかったはずだ。仮にオンロードのためにサスペンションを締め上げればオフロードでの接地性を落としかねない。片方を犠牲にせず、それどころか両方を引き上げるのは技術が要るのはもちろん、ある種の見識的なものも必須だ。ランドローバーにはその点、ブレない軸がある。

パワートレインにしても、出力が3割弱もアップしているのに走りにまったく粗さが出ていないのだ。低速で走らせて気持ち良い余裕やゆとり。今時のSUVではあまり味わえなくなりつつある魅力を、このクルマは豊かな力を得て尚、失っていない。おそらくそのシャシーはスペックに現れない部分でも、新しいパワートレインを受け入れるべく随所でポテンシャルアップが図られているのだろう。

個人的には潔い道具感が漂い、どこか清廉にも感じられる以前の意匠の方が好みではあった。しかしその変わらぬ哲学と確かな進化を味わった今では、化粧直しによってその本質的な魅力がより広く伝わるのならば、それはそれでいいかなと思い直している。それに考えてみれば、すでにその価格はかつてのレンジローバーの領域に入り込みつつあるのだ。このぐらいの見てくれの良さは、すでに実現しても不思議ではなかったと言うべきかもしれない。

いずれにしても「4」を名乗るだけの資格は十分にある、この新しいディスカバリー。しかしながら本質はまったく変わっていない。そこがいい。総じて言えばこのモデルチェンジ、非常に充実したものだと評して良さそうである。

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