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ジープ チェロキーFMC 初代回帰&ハイテク搭載

ラングラーとチェロキー

ジープにはいわゆる幌型を基本としたラングラーと、1949年にリリースされたステーションワゴンの2つの血統がある。前者はCJ、YJ、TJと進化し、今日JKラングラーとして2ドア、4ドアというラインアップを築いている。そして後者がここで紹介する新型チェロキー(KK)に繋がるのだが、今日ラインナップされるジープのSUVはすべてその末裔といっても過言ではない。

それはともかく、初代チェロキー(XJ)は1983年に84年型としてリリースされた。1979年の第二次オイルショックの影響を鑑み、当時ジープブランドを所有していたAMC(アメリカン・モーターズ・カンパニー)がコンパクトSUVの需要を見込んでつくり上げたのだ。というのも、それまでこのカテゴリーはジープ・ワゴニア(SJ)でまかなっていた。ワゴニアは1962年にリリースされたフルサイズピックアップのグラディエーターをベースにしたSUV。そのためサイズはフルサイズよりもほんのちょっと小さいくらいのものだった。

ちなみに、最初にチェロキーの名が使われたのはこのワゴニアの1バリエーション。1974年、ワゴニアの廉価版としてつくられたのがソレで、装備を簡素化しリーズナブルなプライスで売られた。そのためメインは2ドアだったが、2、3年は4ドアも売られていた。その後登場したチェロキーチーフは前後のトレッドをワイド化し、オーバーフェンダーを装着したものだ。

1984年型XJチェロキーにはウッドパネルをボディに貼ったワゴニアというバリエーションも用意されていた。そのため既存のワゴニアはグランドワゴニアと改めなくてはならなくなる。とはいえ、それも延命で、1991年まで生産され続けたのだから立派だ。

そして93年にグランドチェロキー(WJ)誕生となるのだが、じつはこのときグラチェロはチェロキーの後継として開発されていたらしい。が、その販売成績が落ちないため、しばらくは並売する予定としたのだが、それがここまで長く続くとは誰も思わなかっただろう。

ところで、日本ではチェロキーと呼ぶこのクルマも、先代同様アメリカではリバティとなる。アメリカでレンタカーを借りるときはお間違いなく。

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