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次期Sクラス。インテリアの技術トピック紹介

次期Sクラス。インテリアの技術トピック紹介

■サイドのドロッピングラインに注目 [1/10]

メルセデス・ベンツのフラッグシップ「Sクラス」が5月15日に発表される。

2005年から生産されてきた先代Sクラス(W221)からバトンを渡されるニューモデルは、メルセデスの社内開発コードではW222となり、すでにシュツットガルト周辺では軽度のカムフラージュを纏っただけのティーザー・モデルが走り回っている。我々のスパイショットおよびコンピューター・グラフィックでお分かりの通り、ゴーデン・ワーゲナー(GORDEN WAGENER)が率いるメルセデス・デザイナーが創造した次期Sクラスは伝統に基づく堂々としたプレスティッジ・リムジンとなって再び登場するのだ。

それだけではない。このニュー・モデルにはこれまでにないエモーションを喚起するデザイン・アイデアが与えられている。それはドロッピング・ラインと呼ばれるボディ側面のカーブを描いたプレスラインである。

後方に向かって緩やかに落ち込んで行くラインは単調なサイドパネルに躍動感を演出している。さらに伝統的なグリルの両脇には、上部に眉のようなLEDのデイタイム・ドライビング・ライトがレイアウトされたヘッドライト・ユニットがある。両端がつり上がったオリエンタルな表情を作るこの両目はアジアでも好感をもって迎え入れられるだろう。


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