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アメ車ど真ん中な迫力のプレミアムSUV、キャデラック「エスカレード」がフルモデルチェンジ。市販車初の装備も

米ゼネラルモーターズは2月4日、フルモデルチェンジしたキャデラックのフラッグシップSUV新型「エスカレード」を発表した。

アメリカ車らしい堂々とした迫力を備えたプレミアムSUVとして日本でも一部のファンから熱烈な支持を集めているエスカレード。第5世代となる新型は、新デザインを採用するとともに、市販車初となるOLEDディスプレイなど様々な新機軸を盛り込み、ラグジュアリーセグメントに乗り込んできた。

エクステリアで目につくのは、縦基調から横基調のデザインへと改められたヘッドライト。エスカレードを特徴付ける大型グリルはキャリーオーバーされ、迫力はこれまで以上か。なおグリルや各種モールは、メッキを多用した仕様のほか、新たにブラックアウトした「スポーツ」トリムが設定され、より幅広い層へアピールできるバリエーションとなった。

インテリアは、コンセプトカー「エスカーラ」に範を取ったもので、曲面モニターを重ねた未来的なインパネがほぼそのまま新型エスカレードに採用されている。このフードレスデザインを実現したキーテクノロジーがOLEDで、3面合わせて38インチというディスプレイは外光下でもハッキリと見やすく、加えて明確なコントラストにより表示の視認性も向上しているという。

さらに、「AKG」が初めて車載用に開発した「スタジオ レファレンス システム」もオプション設定。36個のスピーカーを備えるこのオーディオシステムが、キャデラックの頂点にふさわしい音響空間を作り上げる。

パワーユニットは6.2L V8ガソリン(420馬力/623Nm)に加え、3.0L 直6ターボディーゼル(277馬力/623Nm)を新設定。低回転から強大なトルクを発揮するディーゼルにより、牽引力を重視する顧客へも訴求を図る。両ユニットとも組み合わされるトランスミッションは、10速ATだ。

そのほか、ハンズフリー自動運転への対応や、20センチ近く伸びた全長による居住性のアップなど見所は尽きない新型エスカレード。北米では本年第3四半期から販売開始となる。

【 キャデラック エスカレードのその他の情報 】
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