ランボルギーニ、ウラカンのオフロード仕様のコンセプトカー「ウラカン ステラート」を初披露
掲載 更新 carview! 写真:Automobili Lamborghini
掲載 更新 carview! 写真:Automobili Lamborghini
伊ランボルギーニは6月4日、スーパースポーツ「ウラカンEVO」をオフロードテイストに仕立てたコンセプト「ウラカン ステラート」を発表した。
640hpの5.2リッターV10をミッドに積むウラカンEVOをベースに、オフロードカーを製作する。そんな荒唐無稽にも聞こえるアイデアを実車に落とし込んだコンセプトがデビューした。
棲息地をトラックからラフロードに変えるにあたって、ランボルギーニはベース車両のLDVI(Lamborghini Dinamica Veicolo Integrata)と呼ばれる統合制御システムを、オフロードでのトラクション確保に向けて設定変更。さらに、ボディには悪路に対応するバルーンタイヤを収めるべく、精悍なブラックのオーバーフェンダーが取り付けられ、フロントバンパーとルーフにはLEDライトが追加されている。
もちろん、ランボルギーニ自ら手がけたモデルだけに、オフロード性能は本格的。ロードクリアランスは47mmもアップされ、フロントのアプローチアングルは1%、リアのデパーチャーアングルは6.5%それぞれ拡大された。また、障害物が転がる路面をハイスピード走行することも想定されるだけに、アンダーボディのプロテクションが強化されたほか、リアにはディフューザーとしても機能するスキッドプレートが取り付けられている。
「ウルス」でSUVのエキスパートとしても認知されたランボルギーニだが、実はオフローダーの開発は雄牛の血に脈々と流れる伝統の一部。ウルスのデビューにあたり盛んに引用されたオフローダー「LM002」だけではなく、さらに時代を遡る1973年に「ハラマ・ラリー」、翌1974年には「ウラッコ・ラリー」という具合に、ランボルギーニは当時のスーパーカーをベースにしたラリーカーを立て続けにリリースしているのだ。
その文脈では、ウラカン ステラートの開発は必然とも解釈することができ、ウェッジシェイプのランボルギーニ然としたボディにワイルドな足回りの組み合わせも話題を呼ぶことは間違いない。今回、実車の販売について言及はないが、台数限定でも市販を望みたい1台だ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!