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メルセデス新型Bクラス発売。話題のMBUXはもちろんディーゼルモデルも設定

6月6日、メルセデス・ベンツは新型「Bクラス」の予約受付を開始しました。価格は1.4Lガソリンターボの「B 180」が384万円、2.0Lディーゼルターボの「B 200 d」が422万円。納車時期は前者が今年7月頃、後者が10月頃の予定となっています。

ボディは若干拡大。話題のMBUXも搭載

実用性を重視したトールタイプのコンパクトカーとして2005年に初代が誕生したBクラスは新型で3代目に。ボディサイズは全長4419×全幅1796×全高1562mm、ホイールベースは2729mmと、先代よりも若干大型化しつつワイド&ローに変化。前席の室内幅やヘッドルームも拡大しています。

インテリアはAクラスの基本デザインを踏襲し、ジェットエンジンのタービンを想起させるエアコン送風口や、全64色のアンビエントライト(オプション)などを採用。対話型インフォテインメントシステムのMBUXや10.25インチのワイドスクリーンも標準装備しています。また、後席シートのバックレストは2:1→4:2:4の分割可倒式に変更され、荷室の利便性も向上しました。

パワートレーンはガソリンとディーゼルの2種類

B 180は最高出力136psと最大トルク200Nmを発揮する1.4L直4ガソリンターボを搭載。トランスミッションは7速DCTが組み合わせられます。B 200 dには同150ps、同320Nmの2.0L直4ディーゼルターボが搭載され、トランスミッションは新開発の8速DCTが組み合わせられます。ディーゼルエンジンの排出ガス処理には、A 200 dも装備する2段階のSCR触媒などでディーゼル排気ガスの処理能力を高めた最新システムが採用されています。

Sクラスと同等の運転支援機能を設定

高速道路などの走行時に先行車を認識して車間距離を調節し、渋滞時に自動停止した際に30 秒以内に先行車が発進した場合はドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、車線のカーブと先行車、車線が不明瞭な道ではガードレールなどを認識して車間を維持しながらステアリング操作をアシストする「アクティブステアリングアシスト」など、Sクラスと同等の運転支援機能をオプションで設定しました。

サイズ、価格ともに「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」がライバルとなりそうですが、海外試乗レポートによると走りや乗り心地も高く評価されている新型Bクラス。コンパクトモデルが好調のメルセデスにさらに勢いがつきそうです。

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