実は運転席が一番快適かも!? 大型観光バス「エアロクィーン&エアロエース」に乗った
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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知ってる人は知っている、知らない人も見たことあるはず。乗ったこともあるかも。三菱ふそうの「エアロクィーン」と「エアロエース」の2019年モデルが発表されました。いずれも三菱ふそうの大型観光バスであります。その試乗会に編集Kが参加してきました。
まずは「エアロクィーン」と「エアロエース」の違いを。どちらも「ハイデッカー」と呼ばれる客席が高い位置にある、いわゆる観光バスタイプですが、標準モデルとなるのは「エアロエース」で、エアコンシステムを天井に搭載し客席下にある荷室を大きく取っています。その特徴から各都市と空港を結ぶリムジンバスなどの路線バスに多く使われています。
「エアロクィーン」は客席を更に高くした「スーパーハイデッカー」と呼ばれるタイプで、全高が高くなった分エアコンシステムを客席下に搭載しており、見晴らしの良さから観光バスに多く使われています。
パワートレーンは7.7L 直列6気筒 ディーゼルターボエンジンの1種類のみで、最高出力381ps、最大トルク1400Nm。ちなみにこのエンジンはそれまでの13L(13000ccです、念の為)からダウンサイジングされており、スタッフの方に聞くと「数値的にはそこまで変わらなくても、正直パワー感は排気量が大きいほうがありますね」とのこと。今は環境や燃費などいろいろなことを考えなければならないので、乗用車と同じでダウンサイジングの波は逆らえないようです。トランスミッションはデビュー当時6MTだけだったのですが、現在は三菱ふそうが「シフト パイロット」と呼ぶ8速AMTを搭載。クラッチ操作を自動で行うタイプのオートマチックです。
ボディや仕様は発注する会社によって様々で、車両価格はピンキリですが、リリースによるとエアロクィーンが4920万2000円、エアロエースが4681万円となっています。ちなみに高いものでは最近流行の豪華ツアーバスで「億」単位だそうですが(汗)、乗用車と違ってコスト回収できることを考えれば高くない!?
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