ポルシェが現代版「935」をサプライズ発表。伝説的マシン風のディテールが凄い
掲載 更新 carview! 写真:ポルシェAG
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9月27日、ポルシェが70年代の伝説的レースマシンをハイテクで再解釈したトリビュートモデル、新型「935」をラグナセカで開催中のポルシェの祭典「レンシュポルト リユニオン」で発表しました。
オリジナルとなったのは78年に登場した「935/78 ル・マン レースカー」(通称、935/78“モビーディック”)。現行型の「911 GT2 RS」をベースに、空力特性向上を狙ってデザインされたフラットノーズや、モビーディック(白鯨)と呼ばれた細長いシルエットとロング&ワイドテール、真っ赤なディッシュ状ホイール、マルティニカラーのフィニッシュなど、ポルシェのモータースポーツ史に輝く伝説的モデルのアイコンを採り入れ、最新技術やデザインで現代に蘇らせています。テールの整流カウル奥にインテグレートされるLEDランプの処理もかっこいい。
駆動系は911 GT2 RS由来の3.8L 6気筒ツインターボに7速PDK(デュアルクラッチ)トランスミッションを組み合わせ、310mmワイド化された後輪に700hpを伝達。変速はこれまたレトロ風にウッドをラミネートしたフロアシフターと、ステアリングパドルで可能。フロントブレーキは6ピストンのレース用モノブロックキャリパーでディスク径は380mm、リアは4ピストンに355mmディスクを装着しています。車両重量は1380kg。
インテリアでは「911 GT3 R」と共通のカーボンステアリングやデータロガー機能も付くコスワースICDディスプレイ、エアコンディショナー、6点式ベルトのレカロ製カーボンバケットシートなどを装備。助手席はオプション。
販売台数は全世界で77台。クラブスポーツやプライベートレッスンを想定したサーキットユース専用で、価格は約9300万円(70万1948ユーロ)から。日本には何台入ってくるのでしょうか?
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