独フォルクスワーゲン、ゴルフGTIの高出力版を発表 最高出力290psへ
掲載 更新 carview! 写真:フォルクスワーゲンAG
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ゴルフGTIが新たな歴史の1ページを刻むことになった。1974年の初代誕生から40年以上の歴史において最強・最速を誇る新バージョンがオーストリアで9日に開幕したヴェルターゼー GTIミーティングで披露された。モデル名は「ゴルフGTI TCR」。モータースポーツの血統を継ぐホットハッチだ。同モデルは2018年後半に販売が開始される予定。
GTI TCRには、レースバージョンとロードバージョンが設定される。今回披露されたのはロードバージョンのコンセプトモデルで、最高出力290ps、最大トルク370Nmを発生。トランスミッションは7速DSGが組み合わされる。
最高速度は250km/hだが、リミッターカットのオプションを選択することにより、264km/hに引き上げることも可能。この最高速度は歴代GTIのなかで最速。また、最大トルクは1600rpmという低回転域から発生し、低速から力強い加速が期待できそうだ。
足回りは標準で18インチ、オプションで19インチアルミホイールが用意される。ブレーキも強化され、ドリルドタイプの大径ディスクブレーキを採用する。さらにオプションでスポーツシャシーやボタンひとつでダンパーの減衰力を変更できるDCC(ダイナミック・シャシー・コントロール)が設定される。
エクステリアパーツについても、スプリッター付きの専用フロントバンパーやサイドパネル、ディフューザータイプのリアバンパー、専用エキゾーストパイプが採用され、ひと目で“TCR”であることがわかる。内装についても、専用表皮を取り入れたステッチ入りのプレミアムスポーツシートやドアトリム、ステアリングホイールなどによりプレミアム感が高められる。
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