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ランボルギーニの新型スーパーSUV・ウルスついに発表。日本価格は2574万円

12月4日、ランボルギーニがついにオールニューSUV「ウルス」を発表しました。日本での価格は2574万円(※税抜)。フロント搭載される新型のアルミニウム製4.0L V8ユニットは、バンク間に配置されたコンパクトなツインスクロールチャージャーを備えるモダンな仕様で、最高出力650hp/6800rpmと最大トルク850Nm/2250-4500rpmを発揮し、パワーウェイトレシオは3.38kg/hp、0-100km/h加速は3.6秒、0-200km/hは12.8秒、最高速度は305km/hというモンスター・スペックを誇ります。

ギアボックスは8速AT。4WDシステムは通常は前40:後60のリア寄りで駆動配分し、路面状況により最大で70%をフロントへ、87%をリアへ振り分けるほか、リアデフは左右輪の駆動力を可変できるアクティブ・トルクベクタリング機能が与えられ、STRADA、TERRA(オフロード)、NEVE(雪上)の各モードに応じて旋回性能を向上させます。SPORT、CORSAの各モードではベクタリング機能をさらに強めてオーバーステア特性を高めることで機敏な動きを演出します。走行モードでオプションとして用意されるのはTERRA(オフロード)、SABBIA(砂漠)で、砂漠はアラブの大金持ち向けとかでしょうか。

超高速性能とオフロード性能を両立するために、電気機械式のアクティブ・ロール・スタビライゼーション・システムが採用され、でこぼこ道ではスタビを切り離して接地性を上げます。さらに「アヴェンタドールS」から導入されたリアホイールステアも導入。ブレーキは市販車最大サイズとなる前440×40mm/後370×30mmのカーボン・セラミック・ディスクが標準。ホイールオプションは21~23インチ。

デザインはランボの伝統を引き継ぎ、全体の2/3がボディ、1/3がグラスエリアという黄金率やインテークなどに見られる六角形のデザインテーマ、Y字のLEDライトを維持。「Q7」や「カイエン」「ベンタイガ」と共通のプラットフォーム上に構築されるボディはドライウェイトが2200kg以下、アルミとスチールの複合マテリアルによるボディと、前後にアルミ製サブフレームを持ち、アダプティブ・エア・サスペンションが標準で備わります。

インテリアではウルス向けに特別開発されたシートがクール。フロントが12段階(OPで18段階)の電動調節式、リアは標準で3名乗車可能なベンチシートタイプになります。写真の4人仕様はオプション。ステアリングは振動ダンパーで快適性が高められ、センターコンソールには2個のカップホルダーもデザインされています。トランク容量は616Lで、リアベンチシートを下げると最大で1596L、長さ1050mmのリアラゲッジとなります。

最初のデリバリーは2018年春、恐ろしく長いウエイティングリストができそうな気がします!

※価格表記が税込ではなく、税抜きであるとの指摘をいただきました。現在は2574万円(税抜)に訂正してあります。

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