新型フォレスター発表 直噴ターボ&X-MODE
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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新型フォレスターは余裕ある地上高とシンメトリカルAWDによる高い走破性と視界の良さを核に、パッケージを大幅に見直して“SUVとしての本質的な価値”を高めたという。エンジンも新世代となり、アイサイト搭載グレードも設定した。月販目標は2000台。
ちなみにスバルは同社のSUVをアウトバック=上級クロスオーバー、XV=カジュアルな都市型、フォレスターはシーンを選ばないオールラウンダーと位置付けている。
新型フォレスターのボディは全長+35mm、全幅+15mm、全高+20mm(ルーフレール付は+35mm)、ホイールベース+25mm拡大。力強さが増したエクステリアは、ターボ(DIT)モデルとNAモデルで異なるフロントフェイスとなり、ターボモデルはヘッドランプ・フロントグリル・フロントバンパー・デュアルマフラーなどで差別化される。
ボディ大型化により着座位置が前席で+32mm、後席で+36mm、前席アイポイントで+34mm高められたほか、前後席距離も+17mm拡大。さらにセンタートンネルの高さを押さえて後席足元空間を広げている。一方、全幅は1800mm未満の1795mmと日本国内での使いやすさにも配慮。荷室は先代より55リッター増加した505リッター。
NAは2リッター新世代ボクサーエンジン(FB20)を引き続き採用。148ps/196Nmを発生し、JC08モード燃費は15.2km/L。トランスミッションは軽量化された新型のチェーン式CVT(リニアトロニック)が組み合わされるほか、操作フィールなどを向上させた新しい6MTも選べる。アイドリングストップ機能はNAモデルのCVT車に標準。
ターボモデルは新世代ボクサー2リッター直噴ターボ(FA20 DIT)を新採用。280ps/350Nmの大パワーとJC08モードで13.2km/Lの燃費を両立する。こちらは新開発の高トルクコンバータを使ったリニアトロニックが組み合わされるほか、サスペンションなども専用チューンが施される。
CVT全モデルに標準の新アクティブトルクスプリットAWDは、4輪の回転差補正に加え、VDCからハンドル角・ヨーレート・横G信号を得て前後輪のトルク配分制度を高め、限界走行時の車両安定性制御や、低ミュー路での発進や脱出制御を向上させた。
また、ボタン一つでリニアトロニック(CVT)・AWD・VDCを最適制御して悪路走破性を高める「X-MODE」を開発し、本格オフローダーに負けない走破性を実現したという。このX-MODEには下り坂で車速を一定に保つヒルディセントコントロールも組み込む。
アクティブセーフティではVDCを全車に標準装備。DIT車は専用の4輪ベンチレーテッドディスクブレーキも採用する。また、フォレスターとしては初めてプリクラッシュセーフティ技術のEyeSight(ver.2)も設定した。
※写真1~21は2.0i-S アイサイト
写真22~35は2.0XT アイサイト
写真36~37は2.0i(6MT)
写真38は歴代フォレスター。
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