ニュー1シリーズ発表! 最新BMWフェイスに
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
BMWのエントリーモデル、1シリーズがフルモデルチェンジ。2004年デビューの初代から2世代目となる新型は、先代モデルのデザインアイデンティティやFRレイアウトを引き継ぎつつ、プラットフォームを刷新。価格は308万円~387万円、納車は2011年10月より開始予定。
ボディは、全長4335mm(+95mm)×全幅1765mm(+15mm)×全高1440mm(±0mm)、ホイールベースは2690mm(+30mm)と全体的にサイズアップ。※()内は先代比
前傾したキドニーグリルと、その周囲の立体的な面構成が特徴的なフロントフェイスは、バイ・キセノン・ヘッドライトにLEDによるアクセント・ラインとスモール・ライト・リングを組み合わせている。ボディサイドは先代より高めに、より彫りの深いキャラクターラインが刻まれ、リアもL字型のLEDライトになった。
ホイールベースが30mm長くなったことで室内空間も拡大。特に後席の足元スペースが20mm拡大している。
新たに搭載された1.6リッター直列4気筒エンジンは、ツインスクロール・ターボ・チャージャーと高精度ダイレクト・インジェクション、ダブルVANOS、バルブトロニックを組み合わせたツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用。116iでは最高出力は10kWアップの100kW(136ps)、最大トルクは60Nmアップの220Nm(22.4kg-m)、120iでは同125kw(170ps)、同40Nmアップの250Nm(25.5kg-m)を発揮。トランスミッションは全グレードでクラス唯一の8速ATを組み合わせ、MTの設定はない。
さらにエンジン・オートスタート/ストップ機能やブレーキ・エネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどの燃費技術を採用し、10・15モード燃費は先代比で約25%アップの17.6km/L(116i)を達成。全グレードがエコカー減税対象(75%)となる。
また、シフト横にあるECO PRO(エコ・プロ)モードを選択すると、エンジン・レスポンスやシフト・タイミングの最適化などにより燃料消費量を抑制。さらに、より効率的なアクセルワークのアドバイスなどをコントロール・ディスプレイやメーター内に表示してドライバーの走りをサポートする。
今回より新たにデザイン・ラインというコンセプトを導入。116i/120iのスタンダードモデルをベースに、デザイン重視のスタイリッシュな「スタイル」(写真1~16枚目)、スポーティネスを強調した「スポーツ」(写真17~39枚目)と個性の違う2タイプを設定。フロントグリル周りやホイール、内装などに個性の異なるカラーやパーツを専用装着する。
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