新型C63AMGにクーペ AMGスピードシフトも!
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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メルセデス・ベンツは25日、「C63AMGクーペ」を発売した。また、ビッグマイナーしたCクラスに伴い「C63 AMG(セダン・ステーションワゴン)」も大幅改良して発売した。価格は「C63 AMG クーペ」が1085万円、「C63 AMG セダン」が1075万円、「C63 AMG ステーションワゴン」が1095万円。
注目は今年Cクラスのラインナップに加わったクーペに設定された「C63 AMG クーペ」の導入だ。
各モデルとも、フロントエプロンのセンターを光沢ブラックとし、専用LEDデイタイムドライビングライトとサイドエアアウトレットを備えるフロントバンパー、大排気量ユニットにあわせ専用のパワードームを採用したアルミボンネット、AMG専用のサイドフェンダーを採用する。
リアは左右にデュアル形状のクローム仕上げのエグゾーストエンドが覗き、リアスカート部分はディフューザー仕上げとなる。サイドのフロントフェンダー脇には6.3AMGのロゴが左右に入る。
インテリアでは3連独立円形メーター内のマルチインフォメーションディスプレイに、AMGロゴ(スタートアップ時)や、レースタイマー機能を表示。ステアリングはAMGパフォーマンスステアリングで、化粧パネルはC63AMGクーペ専用のダークアルミ調トリムパネルを使用。もちろんC、S、S+、Mモード及びレーススタート機能のシフトモードを選択するダイアルボタンをATセレクター右脇に備える。
クーペモデルでは、クーペ専用デザインとなる新型AMGスポーツシートを採用。各モデルともdesignoナッパレザーを使い、水平シームライン調の仕上げとしている。
クーペ、セダン、ステーションワゴンともパワーユニットは従来通りAMG独自開発の6.2リッターV8を搭載し、最高出力457ps、最大トルク600Nmも共通スペックとなる。0-100km/h加速は4.5秒で、最高速度は250km/hでリミッターが作動する。
AMGスピードシフトMCTが搭載されたのもニュース。7速ATのトルクコンバータ部分を湿式多板クラッチに置き換えたこのシステムは、ダイレクトなアクセルレスポンスとスピーディな変速を実現する。通常のトルコンATに比べ伝達ロスも少なく、新型のパワーステアリングポンプの採用もあって従来比35%の燃費向上が図られた。
各モデルには、+125万円のオプションででSLS AMGのエンジンに使用されている鍛造ピストン、コンロッド、軽量クランクシャフトを採用し、最高出力を+30psの487psへと高めたAMGパフォーマンスパッケージを設定。リミッターが作動する最高速度は280km/hへと引き上げられ、コンポジットディスク&レッドキャリパー仕様のAMG強化ブレーキや、LSD、トランクリッド上のカーボンリップスポイラー、ナッパレザー&アルカンターラ巻のAMGパフォーマンスステアリングが装備される。
※写真は1-20がクーペ、21-22がステーションワゴン、23-34がセダン。
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