FMCに匹敵!? GT-Rに2011年モデルが登場
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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18日、日産はGT-Rの2011年モデルを発表した。
フルモデルチェンジに匹敵…と、チーフビークルエンジニア&チーフプロダクトスペシャリスト&プログラムダイレクターの水野和敏氏が語るように、ベースグレードとなる「GT-R Pure edition(ピュアエディション)」・「GT-R Black edition(ブラックエディション)」・「GT-R スペックV」の既存グレードに加えて、「GT-R Premium edition(プレミアムエディション)」・「GT-R EGOIST(エゴイスト)」・「GT-R Club Truck Edition(クラブトラックエディション)とランナップを拡大している。中でも豪華内装を与えられたエゴイストと、サーキット走行専用で特約サービス工場(国内三ヶ所)でのみ販売されるクラブトラックエディションが注目だ。
今回のMCでは駆動系、デザインを含むボディ、足回りのすべてに手が入った。3.8リッターV6DOHCターボはブースト圧やバルブタイミングや空燃費を改善し、最高出力は530ps/6400rpm、最大トルクは612Nmに。燃費も10・15モードで8.5km/リッター、JC08モードでは8.6km/Lへと向上している。JC08モードのほうが燃費がいいところがGT-Rらしい。
バンパー開口部やグリル開口部は拡大され、前後バンパーの空力設計変更などによってCd値は0.27→0.26に、ダウンフォースも10%向上させている。ボディではアルミハニカム入りカーボンコンポジット製ストラットタワーバーの設定や、各パネル類のさらなる高精度化が図られた。サスペンションもスプリング・ショック・レバー比などが見直されている。また、VDC-RでRモードを選択した時の発進性能の向上や、タイトターン時のコーナリングブレーキ減少を緩和させる2WDモードも追加、タイヤは新コンパウンドを採用し、レイズ製鍛造アルミホイールもさらに軽量化された新デザイン。
インリアではシートを刷新。ブラックエディションには新シートをベースにRECAROのデザインを取り入れたバケットシートも設定した。
豪華仕様のエゴイスト。最高の技を持つ匠の手で、顧客のためだけに造りあげられる世界で1台だけのGT-Rで、20種類の組合せから選択できるインテリアやオーナーのドライビングポジションにあわせて専用セッティングされるBOSERオーディオなど、あらゆるわがままに応えていくという。
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