増殖中のハイブリッド車が勢力図を塗り替える!?
掲載 更新 carview!
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今回は7月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽自動車、海外生産の輸入車含む)全体では38万2080台(概数含む)で、前年同月比は89.3%と11カ月連続の前年割れ。2ケタのマイナスも3カ月連続となった。売れ行き復調の目安となる東日本大震災前の2010年と比べても、2010年7月は当時の補助金制度終了の駆け込み需要が発生しており、2010年7月比5.8%減と低調だ。
ただボディタイプごとの合計では、「トヨタ クラウン」の快進撃に支えられ、7カ月連続で前年を上回ったセダン部門に加え、クロカン・SUV部門と軽乗用車部門がプラスに転じた。クロカン・SUV部門は7月計1万8965台、1.1%増、軽乗用車部門は同15万2038台、1.6%増と、いずれも上げ幅はわずかだが、今年は年末にかけて怒とうのニューモデルラッシュが予想されているだけに、復調の兆しが見え始めたといえそうだ。
特に7月計11万1470台、前年同月比17.9%減のハッチバック部門と、同5万3964台、同24.4%減のミニバン・1BOX部門は、9月の「ホンダ フィット」をはじめ、10月「ホンダ オデッセイ」、「マツダ アクセラ」、12月「トヨタ ノア/ヴォクシー」など、実力派のモデルチェンジが控えている。ニューモデルの出来はもちろんだが、発売直後のスタートダッシュにも期待したい。それでは7月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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