アクア、CX-5、BRZ、N BOXなどの好調続く!
掲載 更新 carview!
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今回は10月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産の輸入車含む)全体では28万3780台、前年同月比92.7%と2カ月連続で前年を下回った。やはりエコカー補助金終了の影響が出たわけだが、今年と同様に補助金施策の反動に見舞われた10年10月と比べると、下げ幅がひとケタ台にとどまり、26.7%減だった10年当時より影響は少ないといえそうだ。
ボディタイプ別にみると、トヨタの「アクア」や「スペイド」、「86」/「スバル BRZ」、「ホンダ N BOX」といったデビュー1年未満のニューモデルが好調なハッチバック部門、クーペ・オープン部門、軽乗用車部門は前年同月比3.5%増、408.8%増(!)、2.3%増と前年を上回っているが、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV部門はそれぞれ21.4%減、34.7%減、33.5%減、11.3%減と2ケタの大幅なマイナスとなった。
ただ大幅減となった部門でも「日産 ラティオ」や「マツダ アテンザ(セダン、ステーションワゴン)」、「三菱 アウトランダー」、「スバル フォレスター」など発売直後のニューモデルが数多くあり、12月には「日産 シルフィ」や「トヨタ クラウン」がモデルチェンジと、起爆剤になりそうな話題に事欠かない状況。すでにラティオがセダン部門のベスト5にランクインするなど“新車効果”が見え始めているだけに、今後の売れ行きに注目したい。それでは10月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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