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ハイブリッド人気衰えず 5月売れ筋ランキング!

2カ月連続で全ボディタイプの前年同月比がプラス

4月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は4月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、軽自動車の一部と、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では28万8044台、前年同月比は127.2%と9カ月連続のプラスで、前年同月比2ケタ増も6カ月連続となった。その前の年に対して一進一退を続けていた一昨年(08年)4月と比べると、同月比は98.9%といまだマイナスだが、下げ幅は月を追うごとに小さくなっている。6月以降、日産の新型SUV「ジューク」や「マーチ」、「マツダ プレマシー」といったニューモデルの登場が予定されているだけに、早い段階で08年レベルには復調しそうだ。

 ボディタイプごとの合計では、「ホンダ CR-Z」の登場で前年同月比4.3倍増となったクーペ・オープン部門を筆頭に、軽乗用車9万7968台/前年同月比109.4%、ハッチバック部門9万3765台/同148.9%、ミニバン・1BOX部門5万1757台/同123.6%など、2カ月連続で全タイプが前年を上回った。相変わらずハイブリッドカーが人気で、4月はハッチバック部門の「トヨタ プリウス」、セダン部門の「トヨタ SAI」、クーペ・オープン部門のCR-Zと3部門でトップになっている。9.4%プラスと2ケタ増に迫る勢いとなった軽乗用車や登場予定のニューモデルを含め、今後の売れ行きが注目される。それでは4月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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