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5分で読める日本の速度規制をどうするべきか? ~清水和夫が本音を語る~

生活道路は30km/hでも速度が高すぎる

生活道路の問題も紹介しよう。特別な市街地を除くと規制速度は30km/hから60km/hだ。しかし、歩行者もいないような郊外の県道が40km/h(低すぎる)で、歩行者が行き交う生活道路が30km/h(高すぎる)というのもおかしい。歩行者の死亡事故の多くは生活道路で起きているのでもっと低い速度に規制するべきであり、場所によってはバンプ(クルマが速度を出せないようにする道路の突起・このページの写真)などで強制力を高めることも重要だろう。

交通の流れを考慮した、事故が起きにくい整備された道路(一部のバイパスや自動車専用道路など)で規制速度を高める見直しを行うなら、生活道路ではより厳しくするなど“メリハリのある規制速度”の実施が望ましい。高速道路で速度を取り締まるよりも、生活道路で厳しく取り締まるべきだ。

規制速度の見直しは速度を高めることばかりではない。そして、規制速度をどう守らせるのかは、道交法や道路インフラ、クルマ側の保安基準など、総合的に取り組むべきであろう。

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