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【あの頃、あいつが危険だった】フォード×デ・トマソが生んだ「パンテーラ」。“GTS”の荒々しい走りはまさにイタリアの猛獣

最新スーパーカーにはない“危うさと快感”

2025年現在、スーパーカーの世界は電動化と電子制御によって大きく進化した。

フェラーリ「SF90」もランボルギーニ「レヴエルト」も、1000psを超える出力と安定性を両立し、破綻のない走りを実現している。もちろん、高価格ゆえに運転には緊張が伴うが、クルマ自体の挙動は極めて安定しており、誰でも安心して高性能の一端を楽しむことができる。

一方、パンテーラはそうはいかなかった。筆者自身、かつてパンテーラGTSのアクセルをフルに踏み込んだ時、新車だったのにも関わらずシートのリクライニング機構が壊れた。

加速が強烈だったこともあるが、それにも増して各部の作りがいい加減だったからだ。本当に怖い思いをした。

とはいえ、パンテーラはスポーツカーとして一級品だったことは確かだ。そのレーシングカーライクな設計は、高い運動性能を産む大きな要素となっていた。

レーシングカーと市販スポーツカーの境界が曖昧だった時代。パンテーラはまさにその象徴だった。

最新のスーパーカーもレーシーだが、それは最新テクノロジーを傾注した作品。パンテーラの速さと荒々しさは、現代にはない、野生と緊張感が同居するスーパーカーだったのだ。

(終わり)

(写真:デ・トマソ、フォード、フェラーリ、ランボルギーニ)

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