6番目のMINI、ロードスターを徹底チェック!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
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さてこのクーパーSロードスターのAT、大磯から海岸沿いにバイパスを走り、そこからターンパイクに突入、というのが試乗コースだったが、グリーンのボディにオプションのベージュのレザーシートも鮮やかなオープンコクピットに収まり、まずはトップを下ろしたまま西湘バイパスに乗る。薄日の差す天気とはいえ2月下旬のこと、空気まだ充分に冷たく、もちろんヒーターのファンを回してのドライビングとなった。
当然ながら左右のサイドウィンドーを上げてのドライビングとなるが、西湘バイパスでスピードを上げると、首の後ろと後頭部に冷風を浴びることになった。前記のように、ウインドシールドの天地が低く角度も寝ているのに加えて、コンバーチブルと違ってサイドウィンドーがドアの部分までしか存在しないため、それより後方の左右からキャビンに風が巻き込んでくる感触なのだ。もちろん侵入する風の勢いは暴力的なものではないが、低いウインドシールドとスマートな形状のソフトトップがもたらす見た目の軽快さと走った際の爽快さに対して、その代償は多少あると考えておいた方がいいだろう。
一方、184psのパワーと平常時に240Nm、オーバーブースト時に260Nmのトルクを生み出す1.6リッター直4直噴ターボエンジン、それにアイシン製6段ATの組み合わせで1270kgの車重を引っ張るパフォーマンスは、平坦路ではもちろんのこと、ターンパイクの上りでもまったく充分なものだといっていい。普段クーパークラブマンに乗る僕の経験からいうと、ロードスターの車重ならNAのクーパーでもかなり活発に走ると断言できるが、軽いスロットル開度で低回転からも軽快に反応する直噴ターボの加速感を味わってしまうと、こいつはちょっと病みつきになりそうでヤバい。
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