最新F1のタイヤ交換時間とエンジンの熱効率が凄かった
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
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英国の伝統的なF1チームであるウイリアムズは息もつけない「1.89秒!」という時間で4本のタイヤを交換してしまったのだ。この時間はピットにF1が停止してから、再び動き出す時間を測ったものなので、作業だけならもう少し速いかもしれない。耐久レースを走ってきた私の経験ではどんなに速くても15秒前後はかかってしまう。工夫に工夫を重ねた最近のF1は恐ろしく速く、それまでの記録だった2013年のUSAグランプリで記録したレッドブルの1.92秒だって十分凄いが、今回は3年ぶりに記録が更新されたことになる。
マシンはピットロードの制限速度60km/hで、決められた自分のピットに止まる。マシンのノーズにエアジャッキを差し込むために、ピットエリア正面にはジャッキを持ったメカニックが待ち構えている。
マシンが止まると、ホイールを留めている大きな1個のナット(センターロック)をエアガンと呼ばれる巨大なレンチで緩める。このエアガンだけでも相当な重さだ。ナットが緩むと、他のメカニックがタイヤを外し、新しいタイヤが組み込まれる。再びエアガンでセンターロックナットが締め付けられるのだ。
練習も含めると一年間に約1700回のピットストップの作業が行われる。0.1秒を競うピット作業はメカニックの努力の賜物だ。自動化が進んだ最新自動車工場ではロボットがタイヤを取り付けているが、F1チームよりもはるかに遅い。F1のタイヤ交換の競演は見応えがあるが、まばたきした瞬間に終わってしまう。
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